これから皆さんにご紹介することは
スキューバダイビングのインストラクターが絶対に教えてくれないことや
これさえ知っておけば、楽しくダイビングができる!
といった内容で、元スキューバダイビングのインストラクターが教える
目から鱗の簡単にダイビングが上達するコツをお教えしたいと思います。
ちゃんとダイビングは出来ますか?
いよいよダイビングの当日です。
ダイビングサービスまで自分の車やレンタカー、バス、電車などの公共交通機関や船、飛行機etcで
来たことだと思います。
あなたの身体は自分が思っている以上に疲れています。
前日は十分睡眠は取れていましたか?
ここ最近の仕事は忙しすぎていないですか?
体調はどうですか?
それ以外に不安はないですか?
少しでもあったら担当インストラクターに申し出ましょう。
場合によっては、今日はやめる、この1本はやめておくという勇気ある選択肢も必要です。
ダイビング当日の朝は食べすぎるな!
特にホテルに滞在している方に多い傾向にあるのですが
バイキング形式で、元を取らなければならないという使命感に駆られ、必要以上に食べる方がいらっしゃいます。
そうでなくとも、今日はダイビングで必要以上に身体を動かすからしっかり食べておかないといけない
と思って、ガッツリ食べる方もいらっしゃいます。
ちょっと待ってください。
そんなに食べちゃうと気持ち悪くなって吐きますよ!
過去、筆者は何度も先にボートに上がったお客さんのゲロを被ったことがありますw
一旦、潜って頭を洗ってふと水面を見てみると、原型をとどめたワカメがプカプカと。。。
味噌汁が船酔いしやすいかどうかは分かりませんが、僕がゲロを被った方のほとんどが味噌汁をもどしています。
逆に船酔いが怖いからといって食べないというのはよくありません。
その辺りは個人差がありますので、一概にこうとは言えませんが、それなりに食べた方がよろしいかと思います。
STOPオレンジジュース!
オレンジジュースに限ったことではありませんが、柑橘系の飲み物やデザートは船酔いの原因にもなります。
普段あまり飲まない(筆者だけでしょうか?w)からといって
ここぞとばかり飲むのはやめておいた方がいいです。
ですが、これらは船酔いしやすい方向けですので、全く船酔い(波酔い)しない方はこれらに当てはまりません。
エントリーしたら必ず残圧計を見るクセを身につけよう!
さあ、いよいよエントリーの時間です。
先にバルブを開け、レギュで吸ってエアーが出ていることを確認しているはずですが
やっていたはずなのに忘れていたり、開けるのが不十分だったりすることがあります。
エントリーして落ち着いたら、残圧計を見ながら呼吸をしてみましょう。
呼吸をするたびに残圧計の針が動いているようなら、バルブの空きが不十分です。
ですが、落ち着いてください。
開いてはいるので呼吸はできます。
ダイビングベルでインストラクターに知らせ、自分のバルブに指を指しましょう。
インストラクターは必ずその理由が分かるはずです。
なぜなら筆者も含め、何度もその経験があるはずだからです。
他人に教える立場であるはずなのに、そういったことはあってはいけないことは十分わかっています。
ですが、忙しいのにかまけて、ついつい忘れてしまうことがあります。
その時は少しズラしてバレないように自分でバルブを開けますが…w
そういったことからもダイビングベルは必須アイテムの1つです。
SASのダイビングベルがオススメです。
自身もこれを使用していました。
ハードなダイビングにも耐えうるのは実証済み。
BCDのDリングにつけて、何かがあった時はすぐに知らせれるような場所につけておきましょう。
一番おいしい思いをするのはガイドのすぐ後ろ
ファンダイビングの多くはガイドが先頭になって、その後からゲストの方がついてくるもの。
一般的なガイドの方は、ツアー中に何度も振り返って、全員いるかどうかや
マスク越しの目の表情を見たり、行動に異常がないかをチェックしています。
もししていないガイドであれば、そのダイビングショップとはそれっきりにした方がいいでしょう。
ちなみに筆者は師匠にあたる方から、3秒に1回は振り返るように言われていました。
3秒に1回というのは、絶対に3秒に1回というわけではなく
そのくらいお客さんを見ておかないといけないよ!、という意味です。
その指導のお陰もあってか、筆者が受け持ったツアーで事故は1件も起きることはありませんでした。
話を戻しまして、振り返るたびに目が合うお客さんがいます。
筆者をピッタリマークしているかのように。
そのお客さんはガイドと全く同じものを見ることができます。
特にリゾートでのダイビングの場合、いきなり目の前にドーン!
と、ウミガメやマンタ、ハンマーヘッドなどの
超レアなものが現れたりします。
それを最初に発見するのは大抵ガイド。
ダイビングベルでお客さんに知らせる前に、そのお客さんは見ています。
ダイビングベルを鳴らしたあとには、もう向こうに行ってしまってた…
ということも多々あります。
当然ツアー中ですから、バディやグループに迷惑がかからない範囲内で自分で生物を探すのも
ダイビングを楽しむことの大切な1つ。
ですが特にリゾートでダイビングを楽しむ場合は、下ばかりでなく中層に目をやったり、時に水面を見上げたり
ガイドの方にピッタリついて行くことで、思わぬ収穫を得たりすることができることもあります。
エアーの管理は自分でしよう!
筆者はツアーが30分経過したところで、ゲストの方お1人ずつ残圧の確認をしていました。
それは各々ショップやインストラクターによってやり方が違うので、その指示に従ってください。
ですが、ご自身で定期的に残圧をチェックするように心がけてください。
申告する残圧は担当インストラクターに確認してください。
中性浮力をマスターしよう!
ピーク・パフォーマンス・ボイヤンシー・スペシャリティ・コースという中性浮力のスペシャリティがあります。
この名称はPADIですが、NAUIやSSIなどにも似たような中性浮力スペシャリティがあると思います。
このコースを修了して中性浮力をマスターしてください。
とまでは、どこのショップやインストラクターも言うことでしょう。
ここからが目から鱗のダイビングが上達するコツです。
機会があれば、この部分だけでも掘り下げて1つの記事にしたいところですが
ここでは長くなってはいけないので、簡潔にまとめますと
BCDにどのくらいエアーを入れたら中性浮力が取れるかよりも
ご自身の適正ウエイトを知ることが一番大事です。
筆者は身長181cm、体重75kg、3mmのウエットスーツで適正ウエイトは1kgです。
え?軽すぎじゃない?
と思うでしょ?
こんなもんです。
それもウエイトの1kgは、もし水中でお客さんに渡したり、何かしらで使っても問題ありません。
ウエイト0kgでもいけるのですが、そういった場合を想定して1kgだけつけて行く感じです。
BCDにエアーは一切入れません。
呼吸で中性浮力を取っているからです。
例えば、あなたが身長160cmで体重50kgの女性だったとしましょう。
BCDやウエットスーツによって変わりますが
ウエイトを3kgつけていたら重いです。
担当するインストラクターに相談し、コースを修了して出来ればウエイトなし
もしくは1kgにしましょう。
筆者と同じくらいの男性の体型では、なかなか1kgは厳しいとは思いますが
せめて3kgまでには出来るはず。
もし5kgとかつけていたら重すぎです。
重くしてダイビングに臨むのは間違いです。
とにかく軽くして楽にダイビングを楽しみましょう。
不必要なエアーをBCDに入れなくて済みますから、エアー持ちもよくなりますし
落ち着いて呼吸することも出来ますし、BCDのエアーが膨張して水面に持っていかれる事故も防げます。
まとめ
いかがでしたか?
少しでも参考になれば幸いです。
新型コロナウイルスの蔓延のため、海外になかなか行く機会に恵まれないでしょうが
逆に今こそ国内の素晴らしいダイビングスポットを巡るいいチャンスでもあります。
緊急事態宣言や蔓延防止措置などにより、国内でも移動が制限されることもあるでしょうが
今のうちにスペシャリティのコースを修了して、制限が解除されたらリゾートで
ダイビングを楽しんでもいいでしょう。
それらは全てあなた次第。
まず楽しむことを大前提に。
そのために何をすべきかをこの記事やスキューバダイビングのカテゴリで見つけて頂ければありがたいです。
ダイビング中にもし遭難してしまった時のために、あると超便利なアイテムをご紹介します。
1、ホイッスル
声だけではなかなか聞こえません。
海上で笛の音はあり得ないので、何かがおかしいと付近を捜索している方に
気づかせることができます。
BCDのポケットに入れ、Dリングと結んでおきましょう。
2、ダイビングミラー
太陽の光を鏡に当て、漁船などの方に自分の位置を知らせます。
遠くから自分の居場所を教えるために最適なアイテムの1つです。
こちらもBCDのポケットに入るサイズで邪魔にならないもの。
常に携帯して欲しいものです。
3、フロート
こちらも安全装備にはかかせないアイテム。
オクトパスからエアーを送り込んで展開させ、自分の居場所を常にアピールさせることができます。
トラブルが発生して初めて使うのではなく、実際に使ってみて
いざとなったら焦らずに使えるようにしておいた方がいいですね。
4、ダイビングライト
今は昔と違って、スキューバダイビングで使用できるライトは安価になりました。
僕自身も実際こちらのメーカーの物を使用していますが、安価にも関わらず十分信頼できます。
これ1本で通常のファンダイビングはもちろん、ナイトダイビング、遭難時、災害時にも役立ちます。
また付属で21700の充電池と専用充電器も付いていますし、18650の充電池をお持ちの方は
付属でアタッチメントが付いていますので流用できます。
5、カレントフック
特に流れのあるポイントの場合は、あった方がいいアイテムの1つです。
岩に必死にしがみつくだけでストレスと体力の消耗になります。
特に写真や動画を撮る方は、このカレントフックがあれば両手がフリーになるので撮影しやすくなります。
スパイラルコイルタイプがありますが、流れが強まったり、弱まったりするポイントではビヨンビヨンなるし
耐久性が悪いので、僕はロープタイプを使用していました。
常にBCDの中に忍ばせており、Dリングに取り付けて使用。
使わなくなったら、とりあえず丸めてBCDに入れておき、ダイビングが終わったら塩抜きして乾燥させ
かさばらないようにまとめておけばOKです。
6、ダイビングナイフ
僕は必要と感じたことがなかったので、携帯していませんでしたが
必要と感じる方は携帯しておいてもいいかと思います。
7、マーカー(海面着色剤)
一時期は販売していましたが、今では見かけることはありません。
お客さんがマーカーをBCDに入れていて、エントリーしてパッと振り返ったら
バスクリンのような黄色いケムリ?がバンバン出ていたことがあります…。
エントリー直後だったので、僕がBCDから取り出し、ケースをアンカーにくくり付け
ツアーを行ったのですが、ビックリするくらい辺り一面バスクリンでした…。
万が一、遭難しても海面で放てば分かるくらいアピールできるものですが、僕の体験からはオススメしません。
完全防水タイプで、水圧に耐えうるものであればいいかもしれませんが…。
新米猟師よりより
狩猟歴3年目の兼業猟師で週末猟師。
元スキューバダイビングのインストラクターで潜水士。
前世はポリネシア人の漁師らしい。
YouTubeチャンネルJIMNY 4 LIFEにてJB64ジムニーの紹介動画や
狩猟、釣り(主にカヤックフィッシング)、キャンプの映像を配信中。
ブログ、Facebook、Instagram、TwitterなどのSNSでも情報を配信。
夏はカヤックフィッシングやキャンプ、秋口〜春先にかけては主にイノシシの有害駆除の様子を
自身のYouTubeチャンネルで配信。
だが、全く法律違反していないのに誰かが通報し、警察署へ呼び出され
そのことをYouTubeで言って、記事を書いたらバズる。
先日有料級の記事を書いたらえらく好評だったので、シリーズ化したいと思ってる。
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趣味はプロレス観戦。
好きなプロレスラーはケンドーカシンなどのマスクマンや、グレートムタなどの怪奇派レスラー。
猟犬カシン
令和元年11月22日生まれで今現在1歳8ヶ月のオス。
(2021年7月現在)
よくラブラドールレトリバーに間違えられるが
父に実猟系の紀州犬、母に日向犬を持つ純和犬。
名前はプロレスラーのケンドーカシンに由来する。
普段は人や飼い犬に対してフレンドリーな性格を持つが
イノシシを前にすると勇猛果敢に吠え立て突っ込み、場外乱闘を得意とする。
そのため常に生傷が絶えない。
今年(令和3年度)の活躍に期待。
YouTubeでのカシンの成長記はコチラ!
猟犬見習いタイガー
令和3年2月2日生まれ。
(正式な誕生日は分からないが、大体このくらいだろうとしている)
保健所がかけた罠で捕獲され、殺処分のところを引き取り
猟犬見習いとして飼育、訓練中。
名前の由来は息子の意見を採用し、タイガーマスクからタイガーと命名。
だが、筆者は勝手にタイガージェットシンから由来と決めつけているが
第一希望であったブッチャーにしておけばよかったと後悔している面もある。
好き嫌いは全くなく、とにかく食欲旺盛。
スワレ、オテ、オカワリ、フセ、ゴロン、呼び戻しはほぼマスター。
来期(令和3年度)デビューの予定なので、箱罠にイノシシがかかり次第、単犬であててみたいと思っている。
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