ダイビング中だった女性が意識を失い死亡 インストラクター2人と客6人で潜る

おはようございます、よりよりです。

三重県尾鷲市で起きたスキューバダイビングの死亡事故についてお知らせします。

10日午前、三重県尾鷲市でスキューバダイビングをしていた73歳の女性が死亡しました。

10日午前10時半ごろ、尾鷲市行野浦でインストラクター2人と客6人がダイビングをしていたところ、インストラクターが水深22メートル付近の海底で意識を失っている女性客を見つけました。

その後、ダイビング用の船を貸していた店の従業員が通報し、女性客は病院に搬送されましたが、およそ2時間後に死亡が確認されました。

死亡したのは名古屋市中村区に住む73歳の女性で、ほかにケガ人はいませんでした。

海上保安部によりますと、女性は事前に飲酒はしておらず、当時の海の状況は風速2~3メートルで波は穏やかだったということで、死因や詳しい事故の状況を調べています。

カシン
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まずはお亡くなりになったダイバーの方へ、心よりお悔やみ申し上げます。

73歳でダイビングとは、僕個人的にはいい趣味をお持ちだと思いますが

ダイビング中に亡くなられたということで非常に残念です。

今現在、詳しい死因については調査中といったところでしょうが、起因について考えてみます。

海上保安庁によると、死亡事故の約70%が溺水、そして病気が約20%と続いています。

たとえが非常に悪いですが、溺水、要は溺死はトドメを刺したという理解でいます。

どういうことかというと、何らかのストレス、もしくは病気を発症し

レギュレーターを口から外した結果、溺死といったところです。

この記事をご覧になられてる多くの方は、そりゃそうだろうと思ってらっしゃるかもしれませんが

嫁さん(元スキューバダイビング のインストラクター)が水中を案内していた時に

ふと、お客さんの方を振り返ると、口からレギュを外そうとしていたので

慌てて咥え直させたことがあると言っていました。

 

カシン


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結局、窒素酔いだったとのことでしたが、この窒素酔いは簡単に説明すると

酒に酔ったような症状が出ることで、時に理解できない行動に出たりします。

アルコールに強い方もいれば弱い方、全く飲めない方まで様々いらっしゃるように

窒素酔いも個人差があり、水深30mくらいでなる方もいれば

浅い水深でなる方もいらっしゃいますし、全くならない方もいます。

僕が水中で案内した限りでは、お客さんが窒素酔いになったことはないので

症例としては少ないと思いますが、可能性としてはゼロではないと思います。



ちなみに僕自身はもちろんお客さんも窒素酔いにならなかった理由は

エンリッチドエア・ナイトロクスを使用していたのと、あまり深いところには行かなかったことです。

エンリッチを取り扱っているダイビングサービスは増えていますので

エンリッチを使うことで未然に事故も防げますし、疲労も減るのが体感できますので

ぜひオススメですね。



窒素酔いの可能性について触れましたが、40代以上であれば、何らかの持病を抱えていても

不思議ではないですし、ストレスが原因かもしれません。

やはり大切なことはダイビングの計画を立てたら健康診断と無理ないスケジュールを組むことですね。

ダイビング中にもし遭難してしまった時のために、あると超便利なアイテムをご紹介します。

1、ホイッスル

声だけではなかなか聞こえません。

海上で笛の音はあり得ないので、何かがおかしいと付近を捜索している方に

気づかせることができます。

BCDのポケットに入れ、Dリングと結んでおきましょう。

 

2、ダイビングミラー

太陽の光を鏡に当て、漁船などの方に自分の位置を知らせます。

遠くから自分の居場所を教えるために最適なアイテムの1つです。

こちらもBCDのポケットに入るサイズで邪魔にならないもの。

常に携帯して欲しいものです。

 

3、フロート

こちらも安全装備にはかかせないアイテム。

オクトパスからエアーを送り込んで展開させ、自分の居場所を常にアピールさせることができます。

トラブルが発生して初めて使うのではなく、実際に使ってみて

いざとなったら焦らずに使えるようにしておいた方がいいですね。

 

4、ダイビングライト

今は昔と違って、スキューバダイビングで使用できるライトは安価になりました。

僕自身も実際こちらのメーカーの物を使用していますが、安価にも関わらず十分信頼できます。

これ1本で通常のファンダイビングはもちろん、ナイトダイビング、遭難時、災害時にも役立ちます。

また付属で21700の充電池と専用充電器も付いていますし、18650の充電池をお持ちの方は

付属でアタッチメントが付いていますので流用できます。

 

5、カレントフック

特に流れのあるポイントの場合は、あった方がいいアイテムの1つです。

岩に必死にしがみつくだけでストレスと体力の消耗になります。

特に写真や動画を撮る方は、このカレントフックがあれば両手がフリーになるので撮影しやすくなります。

スパイラルコイルタイプがありますが、流れが強まったり、弱まったりするポイントではビヨンビヨンなるし

耐久性が悪いので、僕はロープタイプを使用していました。

常にBCDの中に忍ばせており、Dリングに取り付けて使用。

使わなくなったら、とりあえず丸めてBCDに入れておき、ダイビングが終わったら塩抜きして乾燥させ

かさばらないようにまとめておけばOKです。

 

6、ダイビングナイフ

僕は必要と感じたことがなかったので、携帯していませんでしたが

必要と感じる方は携帯しておいてもいいかと思います。

 

7、マーカー(海面着色剤)

一時期は販売していましたが、今では見かけることはありません。

お客さんがマーカーをBCDに入れていて、エントリーしてパッと振り返ったら

バスクリンのような黄色いケムリ?がバンバン出ていたことがあります…。

エントリー直後だったので、僕がBCDから取り出し、ケースをアンカーにくくり付け

ツアーを行ったのですが、ビックリするくらい辺り一面バスクリンでした…。

万が一、遭難しても海面で放てば分かるくらいアピールできるものですが、僕の体験からはオススメしません。

完全防水タイプで、水圧に耐えうるものであればいいかもしれませんが…。

 

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今回「目からウロコの猟犬の育て方」ということで、猟犬の入手方法、子犬の選び方、訓練の仕方

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