座間味に続き沼津市でもダイビング中に事故。講習中に溺れ、女性が重体。

立て続けに水難事故が続いていますが、まずはニュース記事から。

下田市と沼津市で水難事故が相次ぎ、1人が行方不明1人が重体です。
まず午後1時頃、下田市の入田浜海水浴場で、友人4人とサーフィンをしていた男性が沖に流されました。
男性は、埼玉県川口市に住む30代の会社員で、海上保安部や警察、消防が捜索しましたが依然行方不明です。
サーフィンの経験は数年だったということです。
現場の海は、風速15メートル、波はうねりを伴い、2メートルほどでした。
また午後2時頃、沼津市西浦平沢の海岸では、仲間とダイビングの講習を受けていた女性が溺れる事故がありました。
溺れたのは千葉県船橋市から来ていた中国人で飲食業の47歳の女性で、病院に運ばれましたが意識不明の重体です。

 

サーフィンは全くしたことないので分かりませんが、スキューバダイビングのことは少しは分かります。

ダイビング中に溺れるっておかしいって思うでしょ?

レギュレターという空気が出るものを口にくわえて呼吸することで、空気がない水中でも息ができるはずなのに。

これが前々回の記事でも触れた静的パニックの症状なんです。

動的パニックっていうのは、皆さんご存知の暴れるパニックなんですが

静的パニックというのは一見何ともなさそうに見えるけど、分かりやすく言えば、こっそりイッてる感じです。

ぱっと見わかんないものなのですが、よーく見てみるとマスク(ゴーグル)の中の目の焦点があっていなかったり

生物ではなく近場の一点をずっと見ていたりすると要注意です。

 

普段の生活の中で意識して呼吸をしている方は、ほとんどいないと思います。

口呼吸してる? 鼻呼吸してる?

って聞いて初めて、どっちだったかなー?

って思う方もいらっしゃるほど。

ですが、水中においては口呼吸を強いられることによるストレス

海は広いはずなのに水壁から狭く感じるストレス

他、疲労や加齢などから苦しく感じてレギュを放し…

って信じられないと思うでしょ?

だってレギュを外したら呼吸できないってのは誰でも知ってることですけど、外しちゃうんですよ。。。

それが静的パニックの恐ろしさなのです。

外した瞬間、インストラクターが気付けばいいですが

ニュース記事によると仲間とダイビングの講習を受けていたということで

そのお仲間が何人いたかは分かりませんけれど、別の方をインストラクションしていた時に

レギュを外してしまったら、初動が遅れてしまいます。

おまけに講習中ということは水深6m以深にはいたでしょうから、そこから緊急浮上するにも数秒かかります。

といったことから重体になったのではないか?と推察します。

なぜ、生徒ダイバーをちゃんと見ていなかったんだー?

と言われればそれまでなのですが、別の生徒ダイバーをちゃんと見ていた結果がこうなる場合もあるという

何とも皮肉な事故だったのかもしれません。

一刻も早い回復をお祈りします。

ちなみに、慣れたら水中でこんな写真を撮ることもできます。

決して真似はして欲しくないですが…w

 

ダイビング中にもし遭難してしまった時のために、あると超便利なアイテムをご紹介します。

1、ホイッスル

声だけではなかなか聞こえません。

海上で笛の音はあり得ないので、何かがおかしいと付近を捜索している方に

気づかせることができます。

BCDのポケットに入れ、Dリングと結んでおきましょう。

 

2、ダイビングミラー

太陽の光を鏡に当て、漁船などの方に自分の位置を知らせます。

遠くから自分の居場所を教えるために最適なアイテムの1つです。

こちらもBCDのポケットに入るサイズで邪魔にならないもの。

常に携帯して欲しいものです。

 

3、フロート

こちらも安全装備にはかかせないアイテム。

オクトパスからエアーを送り込んで展開させ、自分の居場所を常にアピールさせることができます。

トラブルが発生して初めて使うのではなく、実際に使ってみて

いざとなったら焦らずに使えるようにしておいた方がいいですね。

 

4、ダイビングライト

今は昔と違って、スキューバダイビングで使用できるライトは安価になりました。

僕自身も実際こちらのメーカーの物を使用していますが、安価にも関わらず十分信頼できます。

これ1本で通常のファンダイビングはもちろん、ナイトダイビング、遭難時、災害時にも役立ちます。

また付属で21700の充電池と専用充電器も付いていますし、18650の充電池をお持ちの方は

付属でアタッチメントが付いていますので流用できます。

 

5、カレントフック

特に流れのあるポイントの場合は、あった方がいいアイテムの1つです。

岩に必死にしがみつくだけでストレスと体力の消耗になります。

特に写真や動画を撮る方は、このカレントフックがあれば両手がフリーになるので撮影しやすくなります。

スパイラルコイルタイプがありますが、流れが強まったり、弱まったりするポイントではビヨンビヨンなるし

耐久性が悪いので、僕はロープタイプを使用していました。

常にBCDの中に忍ばせており、Dリングに取り付けて使用。

使わなくなったら、とりあえず丸めてBCDに入れておき、ダイビングが終わったら塩抜きして乾燥させ

かさばらないようにまとめておけばOKです。

 

6、ダイビングナイフ

僕は必要と感じたことがなかったので、携帯していませんでしたが

必要と感じる方は携帯しておいてもいいかと思います。

 

7、マーカー(海面着色剤)

一時期は販売していましたが、今では見かけることはありません。

お客さんがマーカーをBCDに入れていて、エントリーしてパッと振り返ったら

バスクリンのような黄色いケムリ?がバンバン出ていたことがあります…。

エントリー直後だったので、僕がBCDから取り出し、ケースをアンカーにくくり付け

ツアーを行ったのですが、ビックリするくらい辺り一面バスクリンでした…。

万が一、遭難しても海面で放てば分かるくらいアピールできるものですが、僕の体験からはオススメしません。

完全防水タイプで、水圧に耐えうるものであればいいかもしれませんが…。

 

カシン
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