コロナで活動自粛の中、単独でイノシシ牧場を練り歩く日々

おはようございます、よりよりです。

早いもので猟期は終わり、今現在、ここ福岡県だけに限らず、多くの自治体でも

イノシシ、シカに限って延長猟期となっていることだと思います。

今の時期は主に狩猟有害鳥獣駆除の動画をYouTubeチャンネル“JIMNY4LIFE”で配信していますが

新型コロナウイルスの陽性者拡大を受けて、有害鳥獣駆除活動は自粛状態。

週末はリキだけ連れて山を回っています。

カシン
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このニュアンスはお判りでしょうか?

一応、猟銃担いで山に行ってるんで狩猟となるわけなんですが、山を回っているという表現。

先日なんか、以前YouTubeにアップしたイノシシ牧場と呼ばれた山に行ったんですが

2時間半ビッシリ回って、一声も鳴かずに終猟しました。

もちろんまだイノシシの臭いを取ることが出来ないのは十分に分かっています。

ですが、こういったこともあったので、ついついスケベ心を出してしまうのです。。。

ここで皆さんお思いになるのが、カシン連れて行けばいいじゃないかー!

ですよね。

猟犬カシンは完全に巻き狩り、グループ猟向きの猟犬なので単独猟には不向き。

どう不向きかというと、追い犬という猟芸で、臭いを取るのが早く

どこまでも追いかけて行くのが特徴。

仮に200m先でイノシシを起こして、その場で止めていてくれれば追いつくことができますが

大抵、イノシシは飛ぶので追いかけて300、400m…となると狩りどころではありません。

イノシシを追いかけるのではなく、カシンを探すということになってしまうからです。

ですので、カシンには申し訳ないですが、家でお留守番といった感じです。

逆に有害鳥獣駆除などの巻き狩り、グループ猟においてはシガキ(マチ、タツ)といった

撃ち手主体の猟となるので、カシンが活躍する機会が多くなりますので

猟場を囲うようなシガキを配置すると捕獲率アップが期待できます。

例を3つ挙げます。

下2つはYouTubeにアップしたものの、まだこのブログでは取り上げていない動画ですが

これら(だけに限ったわけではないですが)は、出山といって張り出した突先(先端)から

カシンを入れて、シガキで蓋をするような配置で上2つはシガキが撃ち

下は勢子(僕ではなく、もう一人の方)が撃ってイノシシを捕獲しました。

こういった型にハマれば、カシンはいい仕事ができるんですが、蟻の一穴とでもいいましょうか

わずかな穴をイノシシに突かれた場合、抜けてそのままサヨウナラ。

タイミングよく巻かれた場合、大人しく帰って来るんですが

身重だったりする場合、なかなか巻かれずそのままついていってしまうこともあります。

ある程度のテリトリー意識がある個体であれば、大体同じところを行ったり来たりしてくれるので

射獲するチャンスに恵まれることもありますが

特に小さな個体の場合、逃げるのに必死からか一直線にぶっ飛んでしまうので

カシンもそのまま…ということもあります。

単独猟ではイノシシを起こすことが目的ではなく、自分が撃って捕獲することまで

求められますから、リキの成長に期待し、コロナで活動自粛の今

一緒に山を歩いているといったところです。

単独猟だけに限らず、有害鳥獣駆除においても

吠えて止めきれなかったイノシシをシガキが撃つチャンスに恵まれることもありますし

カシンとはまた違った猟芸というのも悪くはないかなと思っています。

カシン
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目からウロコの猟犬の育て方

いつもブログをご覧になって頂き、ありがとうございます。

今回「目からウロコの猟犬の育て方」ということで、猟犬の入手方法、子犬の選び方、訓練の仕方

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