おはようございます、よりよりです。
以前にもご紹介したことがあるかもしれませんが、僕にとってバイブルとでもいいましょうか
非常に参考になるサイトを改めて見返しています。
それはコチラ!
猪猟への誘いですね。
先に触れておきますと、甲斐犬、ビーグル犬、サツマビーグルを飼育されてる方は
クリックするのをオススメしません。
厳しいご意見を持たれているので…。
ざっくりご紹介したいと思うんですが
管理人の方は、もしかしてご存命ではないのかもしれませんが(おそらく)京都府あたりで基本的に単独
もしくはご自身を含めて2〜3人程度の少人数で猟犬を使った狩猟をされている(もしくはされていた)方です。
猟犬は10頭近く飼育しており、猟犬の子犬の入手方法から飼育、訓練の仕方などが書かれています。
その他にも体験記なども記されており、非常に参考になっています。
猟犬の猟芸は吠え止め(止め犬、立て犬とも言います)を使っており、吠え止めのメリット、デメリット
咬み止めのメリット、デメリット、追跡型の猟芸にも触れています。
そのサイトを改めて見返して勉強してるってなわけです。
カシンの猟芸ですが、コアなよりよりフリーク(笑)の方であればご存知かと思いますが、追跡型に分類されます。
元々は咬み犬だと思いますが、イノシシを起こして飛ばした先で射獲するという猟を繰り返したせいか
そういった猟芸になってしまいました。
僕との距離は大体100〜200mほどのミドルレンジで、イノシシが獲れるか
自分がやられるまでやり続けるので、単独猟にはあまり向いていません。
グループ猟、巻き狩りでは、シガキ(マチ)には嬉しい猟芸かと思います。
YouTubeの動画をご覧になればお分かりになるかと思いますが、カシンが登場するのは、最初と最後くらい。
たまに途中、カメラに映る程度でしょ?w
実際の猟においても大体そんな感じです。
鼻がよく、1つの山にいるイノシシは全部起こします。
勢子があまり行きたくないところでも臭いがあればカシンは行って、追い出してきます。
鼻がいいがゆえ、逆に複数のイノシシが走り回ったら、カシンはどの臭いを追っていいか分からなくなり
同じところをグルグル回ったりします。
そういう時は、猟場を変えた方がいいですが…。
起こすたびにガチでやり合うんで、見切りには使えませんw
そんな猟芸を持つカシンですが、これから先も使えるかというと答えはNOです。
なぜなら、僕がお世話になっている猟隊の方の多くは65才以上だからです。
10年後、カシンは残念ながら生きていないでしょう。
もし、生きているとするならば、12才。
いつ引退してもおかしくない年齢。
10年後の猟隊はというと、レギュラーメンバーは、いても僕を含め4人程度。
となった時に、カシンの猟芸だと辛いんですよね。
僕を含め3人程度でもイノシシを捕獲できる体制に今の内からしときたい。
だけど、怪我から何度も復帰する精神力(裏を返せば性根が入らないバカ※愛情を込めて)
イノシシを獲るまでやめない猟欲(付き合うコッチの身にもなって欲しいw)
イノシシに対しては気性が荒いけど、家や他の人、他の犬に対しておよそ猟犬とは思えないおとなしさ
あとはルックスのよさ(親バカでスミマセン…w)
これらは非常に魅力的なんですよね。
そこで僕が勝手に認定している日本最高齢の81才現役勢子さんのサクラですよ。
サクラの特徴は
・吠え止めの猟芸を持つ屋久島犬系
・小柄で身軽、俊敏。
・イノシシは起こすが追いは淡白
といったカシンとは全ての面で180度違います。
カシンとサクラの負の部分だけを受け継ぐと、なかなか厳しい猟犬となってしまいますが
うまくいくと最高の猟犬になるのではないか?
と思っていますが、当のカシンは全くその気はないようです。。。
とにかく猟以外は全く興味ない感じなので。
僕が20代の頃は…とここまでにしておきますが、タイガーの死をいつまでも引きずっていられません。
やはり受傷率の低下と捕獲率の上昇から考えると、戦力不足は否めません。
戦力の増強というと、猟犬を増やすしかないわけなんですが、タイガーが死んだばかりなのにまだ早いだろう!
などといった厳しいご意見をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
ですが、今年は去年と比べてイノシシが多いです。
今すぐの戦力も欲しいところですが、数年後を見据えて犬を仕込む必要に迫られています。