おはようございます、よりよりです。
今回は意外と猟師でも知らない現実をお伝えします。
皆さんよく耳にしたことがあると思います。
農作物の被害が増えているー! ってね。
まずは、コチラを見てみましょう。
コチラは農水省(農林水産省)の全国の野生鳥獣による農作物被害状況についてという報道発表のデータです。
ご覧の通り、年々減っています。
平成30年度→令和元年度は、ほぼ横ばいなんですが
この理由としては、カラス以外の鳥類による被害が増えたためと思われます。
実は、鳥類に限り捕獲数が年々減少しています。
(猟友会に所属されてる方はお持ちの大日本猟友会のニュースレターの31ページをご覧ください)
鳥猟については、ここではあまり触れませんが、おそらく鳥インフルエンザと
イノシシ、シカ、サルなどを駆除した際の報奨金の兼ね合いがあるのでは?と思っています。
話を戻しまして
もちろんこの被害状況については全国ですので、地域によってバラツキがあるのは当然ですが
農水省の職員に農業被害が多くて困ってるー!って訴えたとして
聞く耳は持ってもらったとしても、果たして行動に移してくれるでしょうか…?
僕が農水省の担当ならお話しは聞いた上でデータを見て、いや全国的に減ってるやん。。。
ってなります。
もし本当に農業被害が多くて困っているのであれば、データを示す必要があると思います。
それはお住まいの地域の農作物の被害金額を示すデータであったり
実際、出没している画像や動画であったり、被害を受けた田畑などの画像であったり
そういった目に見えるものを用意して、最寄りの市町村の担当者へ相談されたらいいと思います。
フェンスや電気柵、威嚇音などを設置する場合、(市町村の)予算もあり、すぐに何かしらの対策は取りにくいですが
猟友会であれば、罠や猟銃などを使った有害鳥獣駆除活動で、頭数を減らすこともできます。
こちらもすぐに、というわけにはいかないところもありますが
ウチの猟隊はレスポンスは速いですねw
っていうイメージだったけど…。
データを見たら実際は減ってるんだよね。
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ではまた!