クマごはん「どんぐりすてーしょん」について

令和2年12月15日(火)の旧ブログの記事をリライトしてみました。

ご存知のない方のために、まずはザックリとした説明をしますと

クマが人里に下りてくる原因は、山の中の餌不足ということで

栄養価の高いドングリを集めて与えることで、クマを人里へ下りてくることを防ぎ

捕殺処分から救いましょう!

という運動です。

※日本ヴィーガン協会のHPはコチラ

この運動はテレビでも放送されたようで、クラファン(クラウドファンディング)では

目標金額20万円に対し、100万円を超える金額が集まっています。

もし、僕がクラファンをやったとしたら…100円集まるかな…?(笑)

※どんぐりすてーしょんのクラファンはコチラ

※今現在は終了しています。

一方、日本クマネットワークでは、この運動に対し真っ向から否定しています。

※日本クマネットワークの見解はコチラ

その根拠は、サイトをご覧になって頂きたいのですが

中立を期すために、ザックリ説明しますと

1、他の地域のドングリを持ち込むことによる地域固有の生態系への悪影響(病気など)

2、ブナ科などの樹木への悪影響

3、ドングリを食物とする他の野生動物への悪影響(クマだけが食べるわけではない)

4、人間の臭い、味を覚えさせる行為

が挙げられています。

カシン
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あとは読者が判断して欲しいのですが

僕個人的な意見を述べさせて頂くと、結論から言うと反対です。

理由は、日本クマネットワークの箇条書きで挙げた見解と同じなんですが

僕が住む北九州市どころか九州自体がクマが絶滅しているので

大きなことは言えないんですけれど、イノシシなどを捕獲する箱罠自体も

僕は反対…とまでは言いませんが、賛成の立場ではありません。

それはなぜかというと、誘引する餌が人間の食べ物だからです。 

箱罠に仕掛けてある餌を食べたイノシシが、全て捕獲されるのであればいいのですが

箱罠から外に撒き餌のように撒かれた餌もあるでしょうし

中には、うまく逃げおおせたイノシシもいるでしょう。

人間が美味しいと思う食べ物は、イノシシにとって大好物もいいところ。

その味を忘れられないイノシシは、人里へ必ず下りてきます。

まぁ、その箱罠にかかったイノシシが実際、我が家の食卓にも並ぶんですが…。

※僕は罠猟はしませんが、同じ猟隊の方から頂きます。

話を戻しますと

人間が食べる物、人間の臭いがついた物、人間の味がついた物を

野生動物へ与えることに反対します。

ちなみに、以前ご紹介した僕にとってのバイブルの1つである

「狼の群れと暮らした男」にはこう書いてあります。

元々、人間はオオカミやクマなどと同じ捕食者。

捕食者同士、立ち向かうと双方が多大なダメージを食らう可能性があるので

元来、オオカミやクマは人間を襲わない。

だが近年、菜食ブームであったり、ファーストフードの普及により

人間が捕食者から見て被食者化しているのが、襲う原因だと語っています。

もちろん、僕の意見を押し付けるつもりはありません。

この記事をご覧になった方が、それぞれでお考えになって頂ければ幸いです。

カシン
九州はクマが絶滅していてよかったぜ!

よりより
うーん、よかった!とも言えないんだよね。

カシン
山に入ってクマと遭遇しないんだから
よかったじゃないか?!

よりより
そういう意味ではよかったかもしれないけれど
山の生態系を崩したのは人間であることには間違いないと思うよ。

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