おはようございます、よりよりです。
このブログでも何度かお伝えしていますし、すでにYouTubeの方をご覧になられている方は
ご存知だと思いますが、先月4月末で猟銃によるイノシシの有害鳥獣駆除活動は一旦中止となり
オフシーズンを迎えました。
通常の猟期であれば、北海道を除く都道府県によって若干異なりますが
例年、福岡県はイノシシ、シカに限っては11月1日〜翌3月15日まで。
箱罠に関しては、イノシシに限り猟期が延長されていますが
これは前述した通り、都道府県によって変わりますし、その年によっても変わりますので
狩猟をされる際は、猟法ごとに最新の情報を確認してください。
話を戻しまして
最終日ということで何となくですが、皆さん気合いが入っていたように思えます(笑)
その思いが通じたのか、1日で5頭のイノシシを捕獲するという過去最高記録を樹立。
今回の動画がその最終日の1発目です。
僕は基本的に8分〜長くても15分程度という動画にしています
これはなぜかというと、僕が視聴者という立場だったら最後まで見続けれるのが15分まで。
それ以上となると、ダルくなるからです。
ですが、これは僕がそうなだけであって、中にはじっくり見たいという方もいらっしゃる
とは思いますが。。。
ということで、今回の動画は無線のやりとりも含め、だいぶカットしましたが
どういった状況だったかは、ある程度は伝わったかと思います。
結果的に81才さんがナイフで刺して捕獲したんですが
この“刺す”という言葉をテロップで入れるとYouTube的にNGなので
サムネイルもこういった感じにせざるを得なかったということを付け加えさせて頂きます。
このブログでも過去何度か書きましたし、動画内でも言ったことがあるかと思いますが
僕はイノシシをナイフで刺すよりも、たとえ至近距離であっても猟銃で撃つことをオススメしています。
理由その1
イノシシとの距離が最接近となり、非常に危険だから。
これはイノシシだけではありません。
猟犬が誤って猟師の手を噛んでしまう可能性もあるからです。
理由その2
イノシシは猟師が撃って獲るということを猟犬に学習させるため。
至近距離で撃つことに反対の方は、猟犬の耳を心配していると思います。
何回も何回も至近距離で撃ちまくれば耳も悪くなるでしょうが
1年に数回程度であれば、問題ないと思っています。
今期、至近距離で3回以上、発砲数だと確実に5発以上はカシンの前で撃っていますが
特に耳への影響は感じていません。
また、これは猟犬の受傷にもつながることで、無理をせず猟師の到着を待ってほしいからです。
理由その3
その2に関連することですが、ナイフを使ってイノシシを捕獲すると
自分が噛み殺したと思わせてしまうため。
これはセルフハンティングにつながってしまいます。
どういうことかというと、僕たちはイノシシを獲るだけでなく回収までがセットなので
どこかで噛み殺してしまうと困ります。
特にカシンはこの行為が強い傾向にあるので、撃って獲るを学習させることが必要となります。
撃って獲るを学習させた結果がコチラ!
2つとも今や有名人になってしまった6番が獲ったもの。
両方ともに今シーズン最高クラスの巨猪でしたが、カシンは猟師を頼り
呼びに行って撃たせてくれたとのこと。
こうなればカシンも受傷せずに済むし、イノシシが止まっていますから撃ちやすいです。
後日カシンはやられましたが、前年と比べたら受傷頻度は低くなり、捕獲頭数は増えました。