おはようございます、よりよりです。
今期に入ってすでに2回負傷しているカシン。
その2回とも病院送りにされるヒドイ怪我を負っています。
このまま使い続けると、いつか…いや近いうちにイノシシに殺されるかもしれない
と頭をよぎる一方、猟犬としての意思の尊重などを考慮し
これからも猟犬として頑張ってもらうことにしました。
ですが、ただ指をくわえて、やられ続けるわけにはいきません。
カシンの生命の危険も感じますし、これ以上治療費がかさんでしまうと
ただでさえ活動費が枯渇している上に、大きな重しとなってしまうからです。
前置きはそのくらいにして
これ以上イノシシにやられないために、3つの秘策を用意しました。
まず1つ目は、スペクトラベスト(防刃ベスト)の装着。
今回、怪我がこの程度(といっても過去最悪の怪我でしたが)で済んだのは
スペクトラベストのお陰だと思っています。
ですので、いろんなご意見があるのは承知していますが、これからも装着しようと思っています。
そして2つ目が、今回怪我した猟場にはカシンは入れないということ。
カシンが病院送りにされる怪我を負った猟場はたった2つしかありません。
逆に言えば、その2つにさえ入れなければ怪我を負う可能性はありません。
もちろん、それは今までがそうなだけであって、これからも怪我をしないかというと
分かりませんが、少なくとも受傷する可能性は低くなると思います。
3つ目は、動画では最後の最後で匂わせた?w形で終わっていますが
猟犬の仔犬を譲っていただいて今現在飼育しています。
犬種は熊野地犬でして、こちらの方言では立て犬、一般的には鳴き止めや吠え止めといった
猟芸を持つ血筋の仔犬です。
カシンとは180度違った猟芸かと思いますが、実際の山入れや訓練、猟犬としてのデビューなど
どうするかは、すでに構想済みです。
途中で変更を迫られる可能性もありますが、猟犬を増やしていって受傷リスクの低下に
努めたいと思っています。