おはようございます、よりよりです。
去年、カシンは9種混合ワクチンを2回接種し、今年は9種を1回とすでに今年の狂犬病の予防接種もしました。
それ以外にも夏冬問わず、毎月ネクスガードスペクトラを投与しています。
今年の3月、保健所から引き取って猟犬見習いとして飼育しているタイガーは
すでに9種混合ワクチンを2回接種し、来月狂犬病の予防接種の予定です。
(獣医師さんの指導によるものです)
ちなみに9種は1本1万円近くします。
犬を飼育してる方はご存知かと思いますが、車で例えると狂犬病の予防接種は自賠責保険
ワクチン接種は任意保険という位置付けです。
一般的に愛玩犬は5種、多くても7種の混合ワクチンを接種してるんですが
ウチは9種混合ワクチンを接種しています。
自動車保険で分かりやすく例えると、5種は任意保険でも削りに削った補償内容
9種は地震、台風などの天災だけでなく、自損事故、携行品までもカバーしてくれる補償内容
といったところでしょうか。
あれ? おかしいですね。
猟犬は道具で使い捨てじゃなかったんですかね?
この件では散々叩かれましたからね。
その辺の愛玩犬より待遇がよくないですかね?
なぜでしょうか?
僕は今まで嫌らしくないように、なるべくオブラートに包んで表現していたんですが
それを逆手に取る輩がいますから、ハッキリと言いますが
猪犬を飼育、飼養するのに、一体どれだけの時間とお金と体力を使ってるかご存知ですか?
細かいところを言えば、毎日の散歩、ドッグフード、おやつ、この辺は愛玩犬と同じでしょうが
大きな違いは山入れと走らせること。
そしてGPSの購入や修理費。
こういったアクシデントもありました。
もう皆さんご存知かと思いますが、どの自治体もシカやイノシシなどの有害鳥獣を駆除した場合
1頭あたりの報奨金が出ます。
もちろん免許、資格をお持ちの方で、狩猟者登録をしている方に限るんですが
この狩猟者登録するのに、自治体や猟友会によって、また、銃猟、罠猟でも変わりますし
ご自身の保険の掛け金や猟犬の有無によっても変わるんですが、ひと猟期、大体4〜5万円かかります。
僕の場合、この狩猟者登録費用をペイできるかどうかは、カシン様にかかっていますw
もうお分かりですよね、使い捨てじゃない理由が。
昨シーズンデビューなので、捕獲頭数が少ない割りに受傷回数が多かったように思えます。
すでに、カシンを購入した費用、GPS、ワクチン、治療費など多額のお金をつぎ込んでいます。
これを10年かけてペイしつつ、さらに前述した通り、毎年、狩猟者登録費用もペイしないといけない。
使えなくなった猟犬を捨てるどころか、使えなくならないようにしないといけないんです。
こういった事情も知らないのに、猟犬は使い捨てだとかよく言えたもんだと。
今までは、正直めんどくさくて、ハイハイみたいな感じで放置してましたけれど
あまりに酷い扱いを受けるので、この機会にハッキリ書いてみました。
カシンも知ってるだろうけど、カールは老衰で逝去、リリーは12歳。
こういった長寿は猪犬だと珍しい方なんだ。
ってやつ?
来シーズンは怪我には十分気をつけておくれよ!
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ではまた!