おはようございます、よりよりです。
YouTubeで狩猟系の動画をアップしていると、定期的に地球市民から絡まれますw
その中で今回は、信じてる人が本当に多い「使えなくなった猟犬は捨てる?」を一緒に考えてみたいと思います。
まずはコチラのデータをご覧ください。
コチラはAnimal Essentialさんからデータをお借りしました。
2007年度に保健所に持ち込まれた犬種です。
古いデータですが、2018年でも大きな変化はないようなので、ご紹介させていただきます。
1位はダントツで柴犬です。
続いてダックスフント、プードルと続きますが、僕に限らず、このデータを見た多くの方が信じられない
と思ったのではないのでしょうか?
というのも可愛らしいし、なかなかのお値段しますしね。
早速、上位20位までどのくらい猟犬が含まれているか見てみましょう。
1位、柴犬
柴犬を猟犬として飼育してる方は99.9%いないでしょう。
唯一知ってるのは、TwitterやInstagram、YouTubeでお付き合いさせて頂いてるZEROさんだけです。
他の方もいらっしゃるかもしれませんが、一般的ではありません。
2位、ダックスフント
こちらも猟犬として飼育してる方は99.9%いないでしょうが
YouTubeでBread Gundogさんがミニチュアダックスフントを鳥猟犬として飼育しています。
こちらも一般的ではありません。
4位、ラブラドールレトリバー
こちらも猟犬として飼育してる方は99.9%まではいかないでしょうが一般的ではありません。
YouTubeでは狩猟する養蜂家チャンネルさんが猟系のラブラドールを使って狩猟を行っています。
6位、ビーグル
こちらは猟犬として飼育している方は比較的いらっしゃるのではないでしょうか?
ビーグルを猟犬として飼育、繁殖している犬舎さんもいくつかありますし。
僕の周りにはいないのですが、これは猟犬としてカウントしましょう。
17位、紀州犬
こちらは愛玩犬として人気もありますが、やはり猟犬として飼育していると言ってもいいでしょう。
19位、Eセッター
こちらは逆に99.9%猟犬といっても過言ではないと思いますね。
以上、上位20位でした。
ちなみに、25位に甲斐犬、26位にポインターが続きます。
上位20位で猟犬は、6位のビーグルと17位の紀州犬、19位のEセッターだけです。
もちろんカシンのように交雑種はこの中に含まれていませんが
愛玩犬と猟犬の飼育人口差から考えて、雑種でも飛び抜けて猟犬が多いとは考えにくいです。
実際、保健所にタイガーを迎えに行った時、タイガーも含め全て猟犬とは思えない犬種でしたが
中には心ない猟師が使えなくなった猟犬を捨てることはあるでしょう。
でもそれは、このデータでも分かる通り、愛玩犬と比べたらわずか。
そのわずかな数をそれが全てであるかのように、わめき散らすのはどうかと思います。
僕ら猟師が全ての猟犬を捨てているといった偏見を持つのはやめて頂きたいです。
それを言うのなら
その何十倍も多い使えなくなった愛玩犬の繁殖犬を、保健所に持ち込むことを叩くべきではないでしょうか?
偏見を持たれている猟犬の地位向上のため、これからも情報を発信していきたいと思います。
まさか猟師じゃないよね?
自分の猟犬とやり合って怪我でもしたら大変だし。
そのくらいちょっと考えれば分かるはずだけどね。
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ではまた!