おはようございます、よりよりです。
非常に興味深いニュース記事を見つけたので、皆さんにご紹介したいと思います。
本部長・マンボウやしろと秘書・浜崎美保が、リスナーのみなさんと「社会人の働き方・生き方」を一緒に考えていくTOKYO FMの番組「Skyrocket Company」。2月限定(全4回)の毎週木曜日のコーナー「スカロケ狩猟部」(18:40頃~)では、講師を毎回お迎えし、リスナー社員のみなさまに“狩猟”の魅力をお伝えしていきます。
2月17日(木)の放送では、お休みのやしろ本部長に代わり、お笑いコンビ・東京ダイナマイトの松田大輔本部長代理が番組を担当。群馬県知事の山本一太(やまもと・いちた)さんをリモートゲストに迎え、群馬県の狩猟事情や取り組みについて、お話を伺いました。
◆群馬県が“狩猟”に力を入れている理由
浜崎:今回は、山本知事に群馬県の“狩猟”についていろいろと伺いたいと思います。群馬県は、狩猟に力を入れているとのことですが、そのきっかけはなんだったのでしょうか?山本:群馬県は本州最大の養豚県なんです。ところが、群馬県の養豚場で豚とイノシシの病気である豚熱の感染が何度も起こっていまして、養豚農家にとっては本当に大きな被害となっています。しかもそれが、野生のイノシシを介して、県内に広がっていることが分かったんです。
ですので、とにかく群馬県にとって大事な産業である養豚業を守るためには、野生のイノシシを捕獲しなければいけないということで、そのために、まずは狩猟者を増やすことが大事だと考えたのがきっかけです。
松田:それだけ被害が出ているということですよね。
浜崎:実際、農林業の被害はどのぐらいあるのでしょうか?
山本:例えば、2020年度の被害額で言うと約5億6,000万円になっておりまして、依然として高いんです。特にシカとイノシシによる被害が多く、シカとイノシシだけで全体の78%を占めている状態です。
浜崎:具体的にはどのような取り組みをされているのでしょうか?
山本:養豚業を守るためには、野生のイノシシを戦略的に捕まえていかないといけないので、いわゆる捕獲の担い手の確保・育成はものすごく大事です。民間の捕獲事業者の方々の活用も考えなきゃいけないと思うんですけど、プラスして、狩猟免許を持っている人を増やしていかなければなりません。
ですから群馬県では、動画を通じて狩猟の魅力をどんどん発信したり、狩猟の社会的役割を知っていただくために、学生の方々に特別授業をおこなったり、猟に出る人を育成するために講習会を開くなどをしています。また、ICTわな(獣がわなにかかったことをメールで知らせる機能付きのわな)の開発活用や狩猟報告のデジタル化など、狩猟でもデジタル化を懸命に進めています。
松田:狩猟とデジタルがつながるとは……。
浜崎:ICTわなは初めて聞くワードでした。狩猟免許の難しさ、ハードルはどうですか?
山本:(群馬県の場合、受験者の)9割以上が合格していますし、しっかりと講習を受ければ大丈夫だと思います。ICTわなについては、例えばわなを仕掛けて、毎日見回りに行くのは大変じゃないですか。
浜崎:はい。
山本:そういう狩猟者の負担を少しでも軽減するために、群馬県は職員自ら簡易構造の(ICT)わなを開発して、捕獲現場で使用しています。見回りをICTで省力化するなどして効果を上げています。
松田:へぇ~! 確かに、毎日見回りに行くのは大変ですもんね。
浜崎:最後に山本知事から、狩猟に興味のある方や“やってみたい”という方に向けて、メッセージをお願いします!
山本:群馬県は依然として深刻な農林業被害に悩まされているので、ラジオをお聴きの方には、ぜひ狩猟に興味を持っていただきたいと思います。狩猟免許を取って、1人でも多くの狩猟者が群馬県で狩猟に携わってくれることを願っています。そして、2月27日(日)にオンラインイベント「ぐんま狩猟フェスティバル2022」を開催しますので、ぜひ視聴していただけるとうれしいです!
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知られざる狩猟の魅力をオンラインライブで楽しむ「ぐんま狩猟フェスティバル2022」が、2月27日(日)11:00から6時間にわたり開催されます。各界の狩猟にまつわる著名人やハンター女子のトークライブのほか、豪華景品が抽選で当たる狩猟クイズ大会など、さまざまなコンテンツが盛りだくさん! ぜひチェックしてみてください。
山本一太氏に関しては以前、このブログでも取り上げたことがあります。
狩猟、有害鳥獣駆除とは違った内容でしたが、SNS発信者側、YouTubeでの動画配信者側の僕として
誹謗中傷に対する措置をご紹介させていただきました。
その件とは今回違うんですが、今回は群馬県の狩猟、有害鳥獣駆除に関する記事。
僕は生まれも育ちも福岡県。
今まで一番遠くに行ったことがあるのが、修学旅行で長野県。
あとは東京で(距離的にどちらが遠いか分かりません…)
群馬には行ったことがないんですが、このニュースを見る限り
シカとイノシシの被害が多く、豚熱(豚コレラ)の被害も出ており
有害鳥獣の捕獲に力を入れているとのことで、少し調べてみたんですが
前橋市や渋川市など、市町村単位で狩猟免許取得のための補助金が出るそうで
例えば、前橋市では下記のような補助金が出るとのことです。
わな猟免許取得補助 受験手数料(上限5,200円)、診断書代(上限5,000円)
銃猟免許取得補助 受験手数料、診断書代及び猟銃所持許可申請手続きに伴う講習会受講申込手数料、教習資格認定申請手数料及び診断書代(上限5,000円)、猟銃用火薬類等譲受許可申請手数料、射撃教習受講・考査受験費用、猟銃所持許可申請手数料及び診断書代(上限5,000円)を含めた合計額(上限80,000円)
猟友会新規加入補助 猟友会加入費用の一部(1人につき20,000円)
これ、メッチャ良くないですか?
猟銃の所持許可申請に関する費用なんて上限8万円も出るんですよ?
実質、タダと言ってもいいでしょうし、猟友会への加入費用も2万円の補助…。
これはわな猟、銃猟狩猟免許取得、猟銃所持許可を取るしかないでしょう!
ちなみに福岡県では、各市町村で一部補助金が出るようなんですが、こんなに手厚くはなく
北九州市では補助金ゼロ…。
そりゃ、狩猟者は増えないわな。。。
この動画でも触れましたが、10年後の未来が見えてきたような気がします。
あと、ICTわなの活用もすでに行われているようで
基本的にわなの見回りは毎日しないといけないわけなんですが
こういったものを利用することで、負担の軽減が図られるということなのでしょう。
箱罠の場合は寄せ餌の兼ね合いや罠の構造上
こういった機能はあまり活かせない可能性がありますが
くくり罠に関しては、非常に効果が期待できそうですね。
僕自身、くくり罠をするつもりはないと何度も言ってきていましたが
猟犬の育成を考えたら、これからやった方がいいかな?と今現在は思ってきました。
心境の変化については、また機会があれば記事にしたいと思います。