おはようございます、よりよりです。
まずはニュース記事の方をどうぞ。
鹿児島県志布志市で農産物へのイノシシやタヌキなどによる鳥獣被害が深刻化しています。わなを設置しイノシシを一斉に捕獲する初めての取り組みが、7日から始まりました。
志布志市では、農産物に対するイノシシやタヌキ、アナグマなどの鳥獣被害が増加しており、今年度の被害面積は、サツマイモ畑や茶畑などあわせておよそ12ヘクタールで、これまでに前年度の1.5倍に上っています。
これを受け、市は、地元の猟友会のメンバーに捕獲わなと無線式捕獲パトロールシステムを貸し出し、春の繁殖期を迎えるイノシシを一斉に捕獲する取り組みを始めることになりました。
初日の7日は、志布志市有明町の岳野山の山頂付近で出発式があり、下平晴行市長から捕獲わななどが手渡されたあと、猟友会のメンバーがわなの設置に向けて車で出発しました。
(有明町猟友会 稲付昭藏・会長)「もう今のままでは、イノシシが増えすぎて、農家は大変です。われわれは一生懸命協力をして、どうしたら一番捕獲できるかということを念頭において、頑張っていく」
一斉集中捕獲は、7日から来月6日までで、捕獲報償金として1匹当たり5000円が支払われます。
無線式捕獲パトロールシステムというのは
おそらく鳥獣が罠にかかったら(センサーに反応があったら)
無線で知らせてくれるもので、パトロールの手間が軽減されるということでしょう。
この発信機は非常に便利なもので、特に僕のような普段はしがないサラリーマンをしながら
狩猟、有害鳥獣駆除をしている人にとって、大変ありがたいアイテムの1つだと思います。
ですが、箱罠の扉は落ちていないものの、寄せ餌がなくなってることまでは
実際、現場に行かないと分からないことですし
くくり罠でも空はじきしている場合までも知らせてはくれません。
結果的に罠の見回りをしないといけないんですが、それでも恩恵を受けることは間違いなしです。
僕が管理している箱罠は、そういったセンサーはつけていませんので
毎日カシンやリキの散歩がてらパトロールして、寄せ餌が減っていたら追加しています。
この箱罠は、YouTubeチャンネル“JIMNY 4 LIFE”ではお馴染みの
僕が勝手に認定している日本最高齢81才の現役勢子さんのものなんですが
毎日見回りが大変だろうということで、今度センサー付きの発信機を取り付けてくれるとのことです。
また、時期くくり罠もかけるとのことなので、かかった暁には発信機が教えてくれることでしょうし
くくり罠にかかったイノシシにリキをあて、いい訓練にもなるかと思います。
余談ですが、81才さん曰く
猟犬として育てるに、最初は箱罠にかかったイノシシにあてて慣らし
くくり罠にかかったイノシシ(もしくは足をくくったイノシシ)にあてて
鉄砲で撃ってやることで仕上がっていくとのことです。
話を戻しまして
ニュース記事中に、“市長から捕獲わなが手渡された”とあります。
まさか箱罠の手渡しはできないでしょうから、おそらくくくり罠かと思いますが
そういった行政が後押ししてくれるのもありがたいことですよね。
もちろん決して表には出てこないですが
猟友会の事務局の大きな働きかけが、そこにはあったことだ
ということを付け加えたいと思います。