おはようございます、よりよりです。
先日、猟犬日誌さんの“猪猟で活躍する猟犬の訓練とは?”の動画について記事にさせて頂きました。
ですが、再審査リクエストをした結果、年齢制限付きで復活したとのことです。
YouTubeに登録している方はご覧になられるかと思います。
先日にも記事にしましたが、僕が注目しているところは、やってる時よりもやられている時ですね。
この動画の5分22秒からのシーン。
茶色い猟犬がイノシシに追いかけられています。
倒木?に足を取られたのか、態勢が崩れたところをイノシシに追いつかれ
尻尾を噛まれているところを自分(逃げている猟犬)が見ています。
当然、さらに間合いを積まれ、イノシシが猟犬の足を噛んでいるところを友犬がイノシシの後部を噛んだところで
ピントが合わなくなり、場面が変わります。
何度も繰り返し見たので、間違いないと思います。
その後もその猟犬は引き続きイノシシと絡んでいたので、怪我はなかったようです。
このシーンが非常に参考になりますね。
猪突猛進という言葉もあるように、イノシシがガチで走ると猟犬に追いつくほど速い。
いやいや、偶然、倒木に足を取られたからだ!
という方もいらっしゃるでしょうが、実際の現場でこんなに透けたところはあまりありません。
むしろ、もっと倒木があるでしょうし、草木は生え、朽ちた竹なども倒れていることでしょう。
また、犬は追いかけることは得意であっても、逃げるのは下手だということ。
もちろん上手な犬もいるでしょうが、カシンはこの茶色い猟犬よりも下手でしょう。
あと大事なことは友犬の存在。
同腹の子かもしれませんが、やられているところを救出しました。
やられているから助けたかどうかは分かりませんが、もし単犬であれば、このままやられていたかもしれません。
やはり多頭だと受傷率が低下することが、この動画で分かりました。
最後に、イノシシは形勢が不利と判断すると、守りに入ることも分かりました。
このイノシシは何度も猟犬と戦ってる歴戦のツワモノであり、猟犬は経験の浅い駆け出しかもしれませんが
僕にとって非常に参考になる動画でした。
先日も記事にした通り、タイガーが急死しました。
はっきり言って戦力ではなかったですが、まだ生後7〜8ヶ月程度の子犬。
人間でいうと小学6年生程度。
小学6年生に期待する方が間違いといってもいいでしょうが、将来を嘱望していたことには間違いありませんが
それも道半ば…。
ですが、課題である受傷率の低下、捕獲率上昇のために動き出しています。
それは今の段階ではご報告できませんが、順次、記事にしたいと思います。
時期的に、猟犬の子犬が生まれる時期ではありませんが、犬舎以外で何かしらの子犬情報をお持ちの方は
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