おはようございます、よりよりです。
先日、有害鳥獣駆除から帰宅すると、タイガーが亡くなっていました。
いつも通り、朝起きて散歩し
いつも通り、ドッグフードを食べ
いつも通り、出かける僕を寂しそうに見送り
いつも通り、家族が出かけるのを見届けたそうです。
たった1つだけ、いつもとは違ったこと。
それは帰宅した僕を見て尻尾を振らなかったこと。
おかしいなと思い、抱きかかえると手に温もりが伝わりました。
ですが動くことはありませんでした。
このブログやYouTube、facebook、インスタ、ツイッターなどでも発信してきましたが
殺処分予定の保護犬の仔犬を引き取り、忌み嫌われる野犬から地域に貢献できる猟犬へと
生まれ変わらせようと僕なりに飼育し、訓練してきました。
実際山に入れても、箱罠にかかったイノシシにあてても猟犬としての資質は皆無に等しい状態で
血統という揺るぎない大きな壁にもぶち当たりましたが、僕はタイガーに夢を見ました。
そんな夢がつまったタイガーは道半ば…、いや、まだレールに乗っかる前に
虹の橋を渡ることになりました。
もし、僕以外の方がタイガーを引き取っていたのなら…そう思うと申し訳なく思うこともあります。
今まで応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。
今回は残念なことになってしまいましたが、その一点だけはタイガーにとって幸せだったに違いない
と思います。
これからもイノシシへの挑戦が続きますので、どうぞよろしくお願いします。
猟犬見習いタイガー
令和三年十月十七日 永眠
新米猟師よりより