おはようございます、よりよりです。
いやー、焦りましたよ。
カシンが目の前でイノシシを起こして、ドッグナビを見ながら追いやるルートを見定め
81才さんのサクラとタイガーの位置を確認して、そーっと近づくと射程距離に茶色の動く物体が!!!
もらったー!と猟銃を構え、引き鉄に指をかけると…、イノシシではなくサクラでした。
サクラは屋久島犬系で身軽で足も速いんですが、こんなにも速いとは思ってもいませんでした。
そもそも論として
81才さんはサクラの猟犬端末の首輪につけている鈴にテープを巻いて音が鳴らないようにしてるんですよ。
毎回なので分かってはいたのですが、状況が状況だけに焦りました。
鈴をつけるとイノシシが逃げる
鈴をつけていないと誤射の原因になる
いや、逆に鈴をつけると誤射の原因になるんだ
などといった鈴をつけることに対して、賛否両論あるのは分かります。
ですが、猟隊の猟犬端末(GPSの首輪)には全て鈴がついているので、ウチの猟隊では鈴が鳴るというのが
ルールになっています。
前述した通り、81才さんは毎回鳴らせないようにしているので、頭では分かっていたのですが
さすがにカシンがギャンギャンやってる時に、目の前に茶色いサクラが来られると焦りますよ。
昨年度からカシンと入れることが多くなったサクラは、刺激を受けたのか足が伸びる傾向にあります。
というのも
昨年度の初頭、サクラはほとんど足も伸びず、イノシシを起こすこともありませんでした。
その理由としては、その前の年まで高齢ということもあり、また健康の面からも
山にほとんど入れなかったからです。
ですが、僕と一緒に山に入れだし、カシンの影響を受けたのか、今ではカシンが出し抜かれることが多々あります。
そういえば、今までサクラのご紹介をしたことがなかったので、改めてご紹介させて頂きましょう。
僕が勝手に認定している日本最高齢の81才の現役勢子さんの愛犬の名前がサクラ。
屋久島犬系で今現在5才のメス。
数年前までは、自分で繁殖、飼育して作り上げてきたとのことで、サクラが81才さん最後の伝承者。
猟芸は吠え止めで、咬みには行かず、キャンキャン吠えるというより鳴きます。
イノシシはバカにして、釣られているところをズドンといった感じです。
実際、サクラが止めているところで発砲するチャンスがありましたが
僕のスキルがアレ(笑)なもので、見事に外してしまいました。。。
中型犬に分類されることだと思いますが、中型犬の中でも小柄な方で、非常に飼いやすい印象を持っています。
ってな感じで褒める文面ばかりですが、欠点とでもいいますか、デメリットも少し触れておくことにしますが
やはり人慣れしていないことでしょう。
81才さん以外に一番触れる機会が多い僕にも懐いていませんw
よく言えば一代一主、悪く言えば人見知り。
人に対して吠えたり、噛んだりすることはないのですが、他の人が回収しようとしてもなかなか捕まりません。
これがメリットと感じる方もいれば、デメリットと感じる方もいらっしゃるでしょう。
サクラはそんなに足が伸びないし戻りもいいので、ロストすることはないんですがね。
なので単独猟向きといってもいいかもしれません。
サクラを2〜3頭連れて単独猟をやっても面白いでしょうね。
僕はやりませんが…w
理由は獲ったあとが大変だからw
とまぁこのくらいにして、このブログをご覧の方にだけコッソリ教えますが
実は来春、サクラに仔犬が授かったらヨロシクと言ってあります。
お相手はあえて触れませんが、この動画の序盤をご覧になられたらお分かりになるかと思います。
動物愛護管理法の第二種動物取扱業にも該当しない、あくまで自然の成り行きの上でのこと
ということを付け加えておきます。
あ、ついでにこちらも付け加えておきましょう。
あ、この記事の方でしたか…。
YouTubeだけでなく、インスタやブログまでもご覧いただいている熱烈なファンのようですが
上の方だけブロックしました。
下の方はイエローカードですね。
もう1枚で退場ということで、ついでに晒させていただきました。