おはようございます、よりよりです。
相変わらず週末は、有害鳥獣駆除活動を行なっています。
勢子をやってると、まだまだ暑く、蚊が多く、蜘蛛の巣も多いんですよね。
DAIGOではありませんが、コメント頂いた通り
まさしくA(暑い)、M(虫が多い)、K(蜘蛛の巣)がたまらんですw
ホント、イノシシの駆除をやってるか、蚊の駆除をやってるか、蜘蛛の巣の除去をやってるか
時に分からなくなるほどw
それはシガキ(マチ)の方も同様でしょうから、文句も言えませんが…。
さて、今回の動画はコチラ!
まさしく完璧な布陣でイノシシに挑みました。
この日は僕が単独勢子で、カシンとタイガーを連れて尾根から8合目あたりのシダが生い茂るイノシシの寝屋に
たどり着きました。
カシンがシダの中を念入りに捜索するもなかなか出ないので、季節的にまだ暑いからシダで寝てないのかな?
と思いながら回っていました。
そこはタイトルにもあるように、源義経の一ノ谷の戦いに出てくる“鵯越の逆落とし”を彷彿とするような崖。
とても二足歩行の人間がたやすく下りれる場所ではありません。
もしイノシシがいても大きな個体ではないと判断。
上には来ないだろうから、シガキが手薄な側面に回っていると、カシンがやり始めました。
「よっしゃ!」
すぐに吠える声はだんだん小さくなって行きました。
ドッグナビで確認すると、4枚のシガキのうち、僕から向かって一番左の方へ一直線で向かっています。
その一番左は誰かというと、僕が勝手に認定している日本最高齢81才の現役勢子さん。
発砲する大チャンス到来です。
実際とGPSでは誤差があるのは十分承知していますが
そこは畑を防獣対策としてグルリとトタンやフェンスで囲っている場所。
抜けることは絶対にない。
いつ鉄砲が鳴るか、いつ鉄砲が鳴るか、待ちわびるもなかなか鳴りません。
動画では大幅にカットしていますが、カシンはずっとガンガンやっています。
寄るように指示しようとするも、変に無線を入れるとイノシシに逃げられるかもしれません。
また、パターンは分かっています。
よりより「寄ってもらっていいですか?」
81才「なんて?」
よりより「カシンが止めてるから、寄ってもらっていいですかー?」
81才「犬の声で聞こえん。」
よりより「だから、寄ってもらっていいですかー!!!」
その無線のやりとりでイノシシはドロン。
イヤホンをすればちょっとは違うのでしょうが、イヤホンをしてくれという要求は出来ません。
なぜならイヤホンの使い方を何回教えても分からないでしょうから。。。
そうこうしているうちにイノシシは、81才さんとジョージさんの間を抜けて行ってしまいました。
あとで聞くと、自分の持ち場に来ると思って寄らなかったとのことでした。
その判断に対して、とやかく言うことは出来ません。
今回はその判断が残念な結果になってしまいましたが、功を奏する場合もありますからね。
ですが、あたるあたらないはともかく、一発は鳴らして欲しかったし
何回も同じところを抜けられているので、対策をしなければならないでしょうね。