「街に出かけたくなる要因があったのではないか」神戸の市街地に現れたシカ…殺処分に

おはようございます、よりよりです。

シカが神戸の市街地に出没したとのニュースがありました。

まずはニュース記事の方から。

5月12日朝、神戸の市街地に一頭のシカが出没しました。なぜ、こんな場所に現れたのでしょうか。

川沿いの道路上で佇む一頭のシカ。これは5月12日朝に神戸市内の閑静な住宅街で撮影された写真です。警察によりますと、12日の午前7時半前、神戸市灘区で「シカが道路を走っている」と目撃者から110番通報がありました。警察が捜索したところ、神戸市灘区の住宅街でシカ一頭を発見、近くの公園に追い込んだということです。

(記者リポート 午前10時ごろ 神戸市灘区)
「あちらの石段の奥の岩陰に、シカの耳のようなものが確認できます」

住宅街の2kmほど北には六甲山系の山々が連なりますが、神戸市の担当者によりますと、このあたりでシカが目撃されるのは極めて珍しいということです。

(記者リポート)
「今シカが捕まえられました。ロープでシカの足を縛っているようです」

シカは午前10時すぎに地元猟友会の会員らによって捕獲されました。猟友会によりますと、捕獲されたシカは2歳~3歳のオスとみられるということです。

(鹿を目撃した人)
「こんなところに来るのは珍しいんじゃないですか。猪とかでもこんなところには来ませんからねえ」
「山から迷い込んで来たみたいなので、結構おとなしかったと思います」

このシカは一体なぜ市街地に、どこからやって来たのでしょうか?

(大阪産業大学 前迫ゆり教授(生態学))
「(Q六甲山系にシカはいるのですか?)皆さんご存じのようにイノシシはよく出る。シカはあまり記録されていないのではないかと思います。日本全体でシカが増えていますので、エサが少なくなってきて降りざるを得ないというか、街に出かけたくなるような要因が野生動物側にはあったのではないか」

シカは兵庫県の計画で駆除対象となっていて、神戸市は再び市街地に現れた場合に人的被害が出る恐れもあるとして殺処分したということです。

カシン
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この動画を見ましたが、おとなしいシカでしたね。

地元猟友会の方が捕獲する様子も見ましたが、シカを驚かせるようなこともせず

静かに淡々として、見事な連携と手さばきでした。

これはさすがと言わざるを得ないでしょう。

このシカは再び市街地に出没する可能性があるとのことで殺処分になってしまいましたが

これは仕方のないことでしょう。

この時はおとなしかったから、次もおとなしいかといえば決してそんなことはないですし

直接、車や人と接触した場合、大変な事故を引き起こす可能性もありますし

接触しなくても交通事故を誘発することもありますので。

さて、記事中で気になるのは、「街に出かけたくなる要因があったのではないか」

といった表現。

これは一見、んなバカな…w

と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、僕には衝撃的で

確かにこのシカがパニックになっていたら、誤って街に出てきてしまい…

てな感じになるでしょうが、非常に落ち着いていました。

僕はこの辺りの地形は分かりませんが、山での餌不足は考えにくいので

何か他に原因があったのではないか?と思っています。

シカやイノシシが市街地や住宅地に出没する原因を、今一度見直す必要があるのかもしれませんね。

ウチの地元でもこういったことがありましたから…。

カシン
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