山菜採りの女性2人、猟犬に足や腕かまれ大けが

おはようございます、よりよりです。

まずは、コチラのニュース記事から!

11日午後2時15分頃、滋賀県多賀町四手の南四手川付近で、山菜採りをしていた県内の女性2人(いずれも73歳)が、猟犬に足や腕をかまれて大けがを負い、県内の病院に搬送された。

滋賀県警彦根署の発表によると、この日は、猟師5人が同町の委託を受けて、雑種の中型犬3匹(体長約1メートル)を使ってイノシシなどの害獣駆除をしていた。女性の悲鳴を聞いた猟師2人が現場に駆けつけたところ、近くに猟犬2匹がいたという。

女性のうち1人は右足などを、もう一人は両腕と左足などをかまれ、県内の病院に入院し、治療を受けている。

同署が業務上過失致傷の疑いもあるとして、猟師らから事情を聴いている。

まずは被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。
もうすでに狩猟期間は過ぎ、一般の方は猟を終えていますが
僕たち有害鳥獣捕獲従事者は、今も有害鳥獣駆除で山に行っています。
山に入ると、山菜採りの方やタケノコ掘りの方とよく会います。
そのたびに有害駆除をする旨の声をかけ、無線でも注意喚起をしますが
場合によっては、場所を変える必要に迫られることもあるでしょう。

カシン
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さて、今回の事故なんですが
僕が前々から言ってることなんですけれど、気性が荒い、激しい犬は猟では使えません
イノシシなどの有害鳥獣にはいいかもしれませんが、人や他の愛玩動物への危害を加える可能性があるからです。
いや、そんなことない、優しい犬だ!
とおっしゃるかもしれませんが、それは飼い主や猟友に対してだけであり
全ての人や犬猫などの愛玩動物に対しても優しくないとダメなんです。



もし、カシンが人を咬んだとしましょう。
どういう理由であれ、保健所行きです。
言い訳は一切許されません。
もし被害者が許してくれたとしても、僕はケジメとして保健所に連れていきます。
一度あることは二度あるからです。
(この件については後日アップします)
この犬なら誤って住宅街に行ってしまっても、絶対に危害を加えないだろう
という犬しか山でさえも放せません。

愛玩犬はリードetcでの散歩が法律や条例で定められていますが、猟犬や警察犬などの場合は除外されています。
猟犬の繁殖、譲渡といい、こういった特例の上にあぐらをかいている結果がこういったニュースだと思います。
むしろ愛玩犬より厳しい立ち位置にいることを今一度、考える事故ではなく事件だと思います。

カシン
獲物とやり合って、興奮してたんかな?

よりより
ほー、そういうこと?

カシン
咬んだらダメというのは分かってても
脊髄反射的にイッちゃう場合があるんだよね。

よりより
なるほど。
でもカシンは絶対に咬んでくれるなよ!
本日のオススメ動画はコチラ!

 

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