ダイビングツアー参加の男性重体 インストラクター見失う 鋸南沖

おはようございます、よりよりです。

少し前のニュースですが、スキューバダイビングによる海難事故の記事をお伝えします。

5日午前10時15分ごろ、鋸南町勝山沖にある浮島の海岸から約30メートル付近で、ダイビングをしていた東京都八王子市の男性(63)が仰向けで浮かんでいるのをインストラクターが見つけた。男性は病院に搬送され、意識不明の重体。

千葉海上保安部によると、男性はダイビングツアーに参加。潜水開始から約20分後、インストラクターが男性を見失い、海面に浮上したところ見つけた。同保安部は、詳しい事故の原因などを調べている。

まずはこの男性の回復をお祈り致します。

Yahoo!ニュースでも取り上げられ、インストラクターを叩くようなコメントが見られますが

違った側面から、記事を書いていこうかと思います。

意識不明の男性が仰向けで浮かんでいるのをインストラクターが見つけた

という記事があります。

一見何てことない記事に見えますが、よく見つけたなと思います。

水中ではぐれたら、1分間待って合流しなかったら浮上というのが基本です。

1人ぼっちの水中での1分間って長いようでいて短いようでいて、人によって大きく変わりますが

大抵、インストラクターはいないことに気づきます。

さすがに今の時期の海は透明度がよくなる時期でもありますが

透明度があまりよくない海域でも大体同じルートを回ってダイビングツアーを行いますので

戻れば合流することができます。

ゲストの方が勝手な行動をしてツアーから外れる行動をすれば別ですが…。

前置きはこのくらいにして

おそらくそのインストラクターの方は、はぐれたことに気づいて戻ったでしょう。

それでもいない、と。

そして緊急浮上して付近を捜索したら、仰向けになっていた方を見つけた

といった流れかと思います。

他のゲストの方もいらっしゃったでしょうから、他のゲストの方も見ながら

行方不明になったダイバーの方も捜索。

通常であれば、フロートをあげて自分の場所を知らせるのですが

意識不明の状態とのことでそれも出来ない中、よく見つけれたなと。

いやいやと、海面にいる人間くらい発見できるだろう

と思われる方もいらっしゃるでしょうが、同じ海面同士では見つけるのは非常に困難。

未だに行方不明でもおかしくない状況だったとか思われます。

スキューバダイビングは誰でも簡単に出来るわけではありません。

ライセンスを持ってない方は体験ダイビングという形で参加、体験することができますが

ダイビング器材がないので、結果的にダイビングショップに行くことになりますし

ライセンスを持ってる方はもちろん、ダイビング器材も持ってるダイバーの多くは

ダイビングサービスを利用しています。

僕の経験上、体験ダイビングに限らず、通常のファンダイビングでも

水中で勝手な行動をした方は記憶にありませんが

ご自身の安全までインストラクターにおんぶに抱っこという風潮はどうかと思います。

体験ダイビングであれば仕方がないところもありますが

いわゆるCカードを取得した方、ライセンスをお持ちの方は

自分の安全と健康管理をきちんとした上で楽しんでいただきたいですね。

不安であれば、ダイビングをしない勇気を発動することも大事です。

僕もYouTubeにアップしたこの動画では発砲しない勇気を発動しました。

それで撃てないんだったら、猟をやめろ

といったコメントも来ましたし、叩かれもしました。

でも撃つことに勇気は入りません。

安全を確認し、引き鉄を引くだけですから。

ダイビングも同じで、潜ることに勇気は入りません。

もし勇気が必要であれば、本数を経験し、レスキューダイバーの講習を受けることをオススメします。

今日は体調がよくないので、やめときます

この一言が言える勇気が必要かと思います。

心無いインストラクターはそれでも引き止め、参加させる方向に話をするかもしれません。

ですが、そこはハッキリとやめる意思を伝え、参加を見送り

他のインストラクターもしくはダイビングサービスを探した方がいいでしょう。

これからの季節はダイバーにとってベストシーズン。

寒さと体調管理はしっかり行って、楽しんで頂ければと思います。

カシン
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ダイビング中にもし遭難してしまった時のために、あると超便利なアイテムをご紹介します。

1、ホイッスル

声だけではなかなか聞こえません。

海上で笛の音はあり得ないので、何かがおかしいと付近を捜索している方に

気づかせることができます。

BCDのポケットに入れ、Dリングと結んでおきましょう。

 

2、ダイビングミラー

太陽の光を鏡に当て、漁船などの方に自分の位置を知らせます。

遠くから自分の居場所を教えるために最適なアイテムの1つです。

こちらもBCDのポケットに入るサイズで邪魔にならないもの。

常に携帯して欲しいものです。

 

3、フロート

こちらも安全装備にはかかせないアイテム。

オクトパスからエアーを送り込んで展開させ、自分の居場所を常にアピールさせることができます。

トラブルが発生して初めて使うのではなく、実際に使ってみて

いざとなったら焦らずに使えるようにしておいた方がいいですね。

 

4、ダイビングライト

今は昔と違って、スキューバダイビングで使用できるライトは安価になりました。

僕自身も実際こちらのメーカーの物を使用していますが、安価にも関わらず十分信頼できます。

これ1本で通常のファンダイビングはもちろん、ナイトダイビング、遭難時、災害時にも役立ちます。

また付属で21700の充電池と専用充電器も付いていますし、18650の充電池をお持ちの方は

付属でアタッチメントが付いていますので流用できます。

 

5、カレントフック

特に流れのあるポイントの場合は、あった方がいいアイテムの1つです。

岩に必死にしがみつくだけでストレスと体力の消耗になります。

特に写真や動画を撮る方は、このカレントフックがあれば両手がフリーになるので撮影しやすくなります。

スパイラルコイルタイプがありますが、流れが強まったり、弱まったりするポイントではビヨンビヨンなるし

耐久性が悪いので、僕はロープタイプを使用していました。

常にBCDの中に忍ばせており、Dリングに取り付けて使用。

使わなくなったら、とりあえず丸めてBCDに入れておき、ダイビングが終わったら塩抜きして乾燥させ

かさばらないようにまとめておけばOKです。

 

6、ダイビングナイフ

僕は必要と感じたことがなかったので、携帯していませんでしたが

必要と感じる方は携帯しておいてもいいかと思います。

 

7、マーカー(海面着色剤)

一時期は販売していましたが、今では見かけることはありません。

お客さんがマーカーをBCDに入れていて、エントリーしてパッと振り返ったら

バスクリンのような黄色いケムリ?がバンバン出ていたことがあります…。

エントリー直後だったので、僕がBCDから取り出し、ケースをアンカーにくくり付け

ツアーを行ったのですが、ビックリするくらい辺り一面バスクリンでした…。

万が一、遭難しても海面で放てば分かるくらいアピールできるものですが、僕の体験からはオススメしません。

完全防水タイプで、水圧に耐えうるものであればいいかもしれませんが…。

 

目からウロコの猟犬の育て方

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