おはようございます、よりよりです。
特に車を運転する方に、ご覧いただきたい記事です。
23日未明、熊本県津奈木町の南九州西回り自動車道で車とイノシシが衝突し、上下線で一時通行止めになりました。
熊本県警によりますと23日午前3時40分ごろ、津奈木町の南九州西回り自動車道上り線で車がイノシシにぶつかり、そのまま右側のガードロープに衝突しました。運転手の男性にけがはありませんでした。
この事故の影響で壊れたガードロープや支柱の交換作業のため水俣インターと津奈木インター間が上下線とも一時通行止めになりました。なお、通行止めは午前10時45分に解除されています。
そりゃ、ぶつかりますわ…。
というのも以前、九州自動車道下り線、古賀インターチェンジ付近で
シカと乗用車が衝突した事故現場を見たことがあります。
車は大破、シカは(おそらく)即死で、車の前に横たわっていました。
一般道でも急に飛び出してくるネコやタヌキなどと接触
もしくは接触しそうになったことがあるという方は、多くいらっしゃると思います。
ネコやタヌキでも危ないのに、相手が大型獣であれば
こちらも相当なダメージを覚悟しなければなりません。
運が良ければ、車の修理程度で済むわけなんですが
実際、シカと衝突した方に話を伺ったことがあります。
修理して車は直っても、外気導入をすると獣臭が車内に入ってくるからできない、と…。
そりゃそうですよね。
人間でも2〜3日、お風呂に入らないだけで臭いのに
野生鳥獣は風呂に入らないどころか、ドブにまみれますから臭いどころの話では済みません。
カシンはよくヌタ浴びするので、痛いほど、いや臭いほどよく分かります。
というと、山を切り開いて高速道路を通した人間が悪い
というツッコミをしてくる方が必ずいます。
記憶に新しいのが、豊前市のみかん農家の土地を分断して通した東九州道。
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土地所有者の方には大変気の毒ですが、ここが開通されてどれほどの人の利便性が上がったか…。
僕もその恩恵を受けた一人でもあるわけなんですが
ここは元々、山林であったところをミカン畑にしていたところ。
先祖代々受け継がれてきた土地という意味では思い入れも多くあることでしょう。
ですが、高速道路を通すことで野生鳥獣が分断されたわけではありません。
なぜなら山林ではなく畑ですから。
それも土地の評価額の数倍もの値がついたとも聞いています。
これについては、あくまで個人の話ですからこのくらいにして
一般道ならともかく高速道路上に大型獣が侵入してくると大変な事故につながりかねないので
防護フェンスを設置するなどして対策をしてもらいたいところです。