
おはようございます、よりよりです。
狩猟、有害鳥獣駆除の動画や画像をSNSを通じて発信しているわけなんですが
たまにイノシシがかわいそうだといったコメントを頂くことがあります。
生死を目の当たりにしているので、確かにかわいそうと思う一面もあります。
ですが、その言葉を田畑を全滅させられた方や、愛する方をイノシシに殺された方の前で言えますか?
と返信するようにしています。
その後、返ってくるコメントは、人間のせいだ、と。
人間が山林を切り開いたから住む場所がなくなって人里に下りるんだ
といったことを言われます。
地域によって変わることだと思いますが、僕が山に入っている限り、そういった場所は見受けられません。
イノシシが人里に下りてくる原因は、里山の荒廃と耕作放棄地によるものだと感じています。
どういうことかといいますと
イノシシの生息域と人間の生活圏の境が曖昧なため、安心して身を隠すことができる荒れ果てた山の麓
要は人家の近くに生息していて、エサを食べに人里に下りてくるといった感じです。
栽培している野菜は人間でもおいしいわけですから
雑食性のイノシシにとってもおいしいのは間違いないわけでして…。
それでいて栄養価も高いわけですから、成獣になる可能性が高く、そして繁殖しやすくもなる
といった無限ループが続くわけです。