「イノシシがかわいそうだ!」という方にぜひ見てもらいたい

おはようございます、よりよりです。

狩猟有害鳥獣駆除動画画像SNSを通じて発信しているわけなんですが

たまにイノシシがかわいそうだといったコメントを頂くことがあります。

生死を目の当たりにしているので、確かにかわいそうと思う一面もあります。

ですが、その言葉を田畑を全滅させられた方や、愛する方をイノシシに殺された方の前で言えますか?

と返信するようにしています。

その後、返ってくるコメントは、人間のせいだ、と。

人間が山林を切り開いたから住む場所がなくなって人里に下りるんだ

といったことを言われます。

地域によって変わることだと思いますが、僕が山に入っている限り、そういった場所は見受けられません。

イノシシが人里に下りてくる原因は、里山の荒廃と耕作放棄地によるものだと感じています。

どういうことかといいますと

イノシシの生息域と人間の生活圏の境が曖昧なため、安心して身を隠すことができる荒れ果てた山の麓

要は人家の近くに生息していて、エサを食べに人里に下りてくるといった感じです。

栽培している野菜は人間でもおいしいわけですから

雑食性のイノシシにとってもおいしいのは間違いないわけでして…。

それでいて栄養価も高いわけですから、成獣になる可能性が高く、そして繁殖しやすくもなる

といった無限ループが続くわけです。

では、どうしたらいいでしょうか?

答えは簡単。

・フェンスや電柵といった防護設備を整える。

・罠や猟銃(猟犬)を使って物理的に頭数を減らす。

この2点しかないのです。

まず、防護設備は非常にお金がかかります。

というのも、畑をぐるりと囲うだけで、100万単位のお金が必要となります。

農業という薄利の中、負担は大きすぎますし、まさか家庭菜園でこんなお金をかけることはできません。

仮に防護設備が整ったにしてもメンテナンスにお金がかかるし

有害鳥獣の頭数は増える一方なので、根本的な解決にはなっていません。

ちなみにフェンスを建てたらOKと思われる方、特に行政の方がそう思いがちなんですが

フェンスは倒れたり、穴が開いたりするので、修繕費用がかかります。

後者の有害鳥獣を物理的に減らすは、一番手っ取り早く、効果が上がりやすく、安価で済む方法です。

個人的に(いわゆる)業者に頼めば高くなるかもしれませんが

市区町村の害獣対策の担当者に被害の申し出をすれば、何かしらの対策を取ってくれるでしょうし

猟友会に依頼してもらえるでしょう。

今回は有害鳥獣を減らすという内容の記事を書きましたが、正確には適正頭数の維持です。

これは以前から提唱していることなんですが、多ければ減らす、少なくなれば保護するたったこれだけなんです。

有害鳥獣と呼ばれるイノシシやシカ、クマ、カラスなどは基本的に保護対象になっています。

それを期間や地域によって捕獲対象になってるだけということは猟師の方なら誰しも知っていることなんですが

一般の方はご存知ないので、野生鳥獣はひたすら殺される一方だと勘違いされています。

絶滅したら誰が一番困るか、それは猟師だということを理解して頂きたいです。

カシン
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