おはようございます、よりよりです。
以前にも記事にしたか、それともYouTubeの方で言ったかは分かりませんが
イノシシの肉を食べていると、牛肉や豚肉の臭いが分かります。
別の言い方に変えると、悪く言えば臭い、よく言えば味の濃さが分かります。
我が家では僕を筆頭に、嫁さん、息子ともバカ舌なので参考にならないかもしれませんが、明確に違いは分かります。
牛や豚は幼い頃から食べていますから、その臭いが慣れてしまってそれが当たり前のようですが
イノシシの肉を食べていたら臭いなーと思うことがあります。
ただ、イノシシは血抜きをきちんとしていなかったら、臭くて食べれたものではありません。
きちんと血抜きをして、数日間冷蔵庫で寝かせてると、けっこう美味しいものです。
もちろん全部食べれないので、すぐに食べれないものは寝かせたあと、真空パックにして冷凍庫に入れています。
1頭獲って数人で分配しても、冷凍ストッカーは常にギュウギュウ。
といったところから、1年中我が家ではほぼ毎日のように、イノシシを使った料理が並びます。
ジビエといってもいいのでしょうが、そんな大それたものではなく、牛肉や豚肉をイノシシ肉に置き換えただけ
と言ってもいいほど。
と言ったら怒られるかな?w
と、前置きはこのくらいにして
令和3年度、初の有害鳥獣駆除で捕獲した極上のメスイノシシの心臓(ハツ)をいただき
嫁さんに料理してもらいました。
と言っても、ニンニクと一緒に炒めて焼肉のタレでからめた非常にシンプルな料理。
だけど、これがまた美味いんだ!
手の凝った料理よりも、焼肉のタレや塩でシンプルに焼いた方が断然美味いですね。
これはなかなか市場には出回らない部位ですから、猟師だけの特権と言っても過言ではないかもしれません。
肝臓(レバー)もいいんですけど、ハツだけでいっぱいいっぱい。
山の幸が獲れた暁には、ハツでビールを飲んでバタンキュー!
たくさん叩かれることもあるけれど、猟師をやっててよかったと思える瞬間の1つです。
今週末も獲れたらもらおうかなー。