ドーベルマン4匹脱走、千葉 確保しけが人なし というニュースを猟師目線で解説

おはようございます、よりよりです。

テレビでも報道されていたので、ご存知の方が多いかもしれませんが

今回はこのニュースを取り上げたいと思います。

22日午後4時ごろ、千葉県木更津市真里谷で「ドーベルマン4匹が脱走している」と保健所に通報があった。県と木更津署によると、付近の住民が飼っていた体長約1メートルの成犬1匹と生後4カ月ぐらいの子犬3匹が逃走。警察と保健所職員が捜索していたところ、同日午後11時半ごろに一般の人が確保した。けが人はいなかった。

県によると、この住宅はドーベルマンを5匹飼育していたとみられる。イノシシを追って鎖を切って逃げたとの情報があるという。

ドーベルマンといえば、怖いというイメージがありますよね。

そんなドーベルマンが逃げ出して住宅地を放浪しているとなると…。

このブログやYouTubeチャンネルでは、イノシシの狩猟有害鳥獣駆除の活動の様子を

取り上げていますから、そういった側面から触れてみたいと思います。

カシン
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記事中にありますように、イノシシを追って鎖を切って逃げたとのことですが

結果的に、住民の方にもドーベルマン自体にも怪我もなく確保。

確保した方は、ドーベルマンを飼ってる若い女性の方ということで

ボランティアで捜索しているところを母犬を確保。

子犬も無事に保護したとのことです。

この記事には不可解な点がいくつかあるのですが、イノシシが出たのはいいでしょう

鎖を切るまで暴れまわったというのは、非常に理解しがたいんですよね。

僕も猟犬カシンと猟犬見習いリキを鎖で繋いで飼育していますが

まず暴れまわることはありません。

それはもちろん犬種や性格、個体差によって大きく変わることは理解していますが

エレファントシンドロームや飛ばないノミといったように

普段、決まっている場所で繋いでいると吠えたり、飛びかかろうとしたりしても

そこから先に進めないということは理解していますので、必要以上に行かないものです。



それでも仮に鎖を引きちぎるほど暴れまわったとしましょう。

その前の時点でかなり吠えているはずですから、イノシシはビックリしてすぐに逃走するはずです。

猟犬であればともかく、逃げ去ったイノシシを追うために鎖を引きちぎるほど暴れまわる

というのは考えにくいです。

仮に我が家にイノシシが出たとしましょう。

カシン、リキは吠え、カシンは飛びかかろうとするでしょうが、鎖があるために行けません。

吠える声、カシンの闘争心でイノシシは逃走します。

逃げていってしまったあと、どうすることもできないカシン、リキは落ち着くでしょう。



分かりました、それでも鎖を引きちぎってイノシシを追いかけたとしましょう。

逃げ出した3匹の子犬は…?

それぞれ鎖をつけていたとは考えにくいですが、母犬がいるから離れないだろう

という前提で、フェンスや塀がないところで放し飼いをしていたのでしょうか?

フェンスや塀があれば、母犬も出られなかったでしょうから

今回のような事件になることはなかったと思われます。



最後に、犬は帰巣本能というのがあります。

猟犬であれば迷ってしまった場合、親方や猟隊の方、もしくは車まで戻りますし

家に近いのであれば、自分の犬小屋に帰ります。

逃げ出して確保されるまで、7時間半も家に帰らなかったということは

自分の家が分からなくなっていたということ。

ということは、普段から散歩をしていなかったということですし

仮に散歩をしていたとしても、していなかったと言われても仕方ありません。

自分の家にドッグランがあるから大丈夫だというかもしれませんが(あるかどうかは不明です)

それでは社会性が身につきませんので、外への散歩は必須だと思います。

そして日頃の運動不足。

自由になったドーベルマン親子は、さぞかし楽しいひと時だったでしょう。

猟犬を棄てるといって叩く方がいますが

今回のような迷い犬から野犬になるケースは非常に多いのです。



ということで、今回のまとめです。

何も関係のない罪を着せられたイノシシがかわいそう。

カシン
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