おはようございます、よりよりです。
過去、何度か北海道であった“猟銃所持許可を取り消された件”について取り上げました。
今回は、ABEMA TVで報道された動画を見つけましたので、みなさんにご紹介します。
30分ほどの長い番組ですが、非常に興味深い内容です。
ラジオ感覚でも構いませんので、ご覧頂ければと思います。
この中で話が逸れつつも、もう少し掘り下げて欲しかったことは、ニホンオオカミについて。
現実的には厳しいですが、名言とも言える言葉が出ました。
“人間は見た目に引っ張られる動物”
腹にストンと落ちる言葉でして、僕はこの言葉に感銘を受けました。
なるほど、クマを見たことがない人は、くまのプーさんやキャラクターのクマ
クマ牧場のようなかわいいイメージをお持ちの方が多くいるようですが
野生のクマは、そんな生易しいものではなく、時に住宅街に下りてきて住民を恐怖に陥れます。
番組にも出ていた芸人でもある小籔千豊さんも、この件については
自分の家にクマが出たらどうしますか?
といった問いかけをしていました。
また、ジャーナリストの佐々木俊尚さんは、前述したオオカミの件以外にも
YouTubeチャンネル“JIMNY 4 LIFE”の狩猟、有害鳥獣駆除の動画にたまにコメントをいただく
“環境破壊をした人間のせいだ”といった現場を知ってる僕からすると
いつの時代?どこの話?とも言える現状についても
それは昔の話であって、今は自然が増えすぎているといったニュアンスで言及されていて
影響力のある方たちが、僕らを後押ししてくれているような気がしました。
最後に、非常に大切なことは誰がチクったかということ。
非常にいやらしい言葉で大変申し訳ないですが、あえてこの言葉で表現させて頂きました。
それはこの駆除の現場にいた他の猟師(ハンター)の方だということ。
個人的な恨みがあったからか、報奨金や出動費などのお金絡みでモメた腹いせなのか
はたまた正義感からなのかは分かりませんが、“こういうこと”なんですよね。
この事実は、この動画を見て初めて知ったんですが
公安委員会側としては、現場にいたプロ(猟師)が“民家での発砲は危険だった”
と証言すれば、動かざるを得ないわけで
なるほど、確かに住宅地での発砲に間違いないから所持許可の取り消しをしよう。
ここで例外を作ると、ゆくゆくは事故につながり、公安委員会の責任にも問われる可能性が出てくる
といった判断が出てもおかしくはないな、と思いました。
非常に難しい事件だと思いますが、僕個人的な考えとしては
また池上さんが猟銃(ライフル)を担いで、活躍されることを切に願っています。