おはようございます、よりよりです。
新潟県で女児が、帰宅途中にイノシシと遭遇し怪我をする事件がありました。
まずはニュース記事から。
新潟県南魚沼市で4日午後4時半前、女子児童が1人で下校中、体長1mほどのイノシシに襲われました。
女児は転倒し、右膝に軽いケガを負いましたが、命に別状はありません。
警察によりますと、イノシシを見つけた女児が逃げようとしたところ、イノシシが追ってきたということです。
県はイノシシに遭遇した際はイノシシに近づかず、物陰に隠れたり、高いところに登って視界からゆっくり消えるなど、イノシシを刺激しないよう呼びかけています。
体長1mほどののイノシシということは、それほど大きな個体ではなく
推定30〜40kgほどの若いイノシシかと思われます。
この記事を目にした時、“なんだ、大したことないじゃないか”と思ったら大間違い。
このブログやYouTubeチャンネルで狩猟、有害鳥獣駆除の記事や動画では
ここ最近、80kg前後から100kg超えまでの巨猪を捕獲した情報ばかりを配信していますが
それはたまたま続いただけで、多くは今回の事故のような個体ばかり。
山に入らない一般的な方にとって、一番危険なサイズとも言えます。
というのも、大柄なイノシシは危険を冒さず、そこまで生き延びています。
住宅地という人間が住む危険な場所に行かない
自動車という危険なものが走る道路には行かない
猟師、猟犬から追いかけられても逃げる
などといった危険予知に長けています。
30〜40kgほどのイノシシが、一番血気盛んとでもいいましょうか
一番訳わからない世代と言ってもいいのかもしれません。
また、女子児童は小学3年生ということで、自分よりも大きいイノシシかと思います。
そんなイノシシから追いかけられたら…
これ以上は容易に想像つくことかと思います。
あと、驚きなのが積雪量のすごさ。
九州では考えられない降雪でビックリです。
日本海側の豪雪地帯では、狩猟や有害鳥獣駆除がどのように行われているか
非常に気になるところです。