行方不明になった猟犬を探して欲しいです

以前、ご紹介させていただいた狩猟系ユーチューバーの方で松ごりさんていう方がいらっしゃいます。

主に罠猟で、特にアライグマの駆除に関しては狩猟系YouTubeチャンネルにおいては

第一人者といっても過言ではないほどの実績を持つ若手の現役猟師さんで

甲斐犬と四国犬の2頭を飼育しており、その内の四国犬の方が行方不明になってるとのこと。

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行方不明になった日 2021年8月29日

場所 埼玉県大里寄居町風布 日本水付近

犬種 四国犬 オス 生後9ヶ月

毛色 赤茶

首輪 赤の和柄で鈴付き

名前 轟天(ごうてん)

体重 15kg

見かけた方はご一報ください

カシン
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まだ記事にはしていないのですが

実は先日、ソロキャンプに行った際にストレス発散や猟期前ということもあって

カシンとタイガーを山で放しました。

といっても、周りには民家は全くなく、イノシシはおらず、大型獣はシカのみなので安心していました。

久しぶりの山だったのか、はしゃぎ回って帰って来ず…。

この模様についてはYouTubeにもアップする予定ですし、記事にもしますので

その時に改めてご紹介するとして、結論からいいますと無事に帰ってきました。

ホント、危うくロストしてしまうところでした…。

今回、行方不明になっている四国犬は生後9ヶ月とのこと。

犬だから鼻を使って帰ってくるのではないか?

という意見もありますが、犬の9ヶ月というのは人間でいうと12〜3歳。

自分や主人の臭いを辿って帰って来れるにはまだ少し早い月齢。

猟犬の多くは自分からはぐれて行くものなのですが、訓練したての最初の頃や若犬の時は

笛を吹いたり、声を出したりして主人の位置を知らせることで段々と覚え

歳を重ねるごとに、臭いを辿って帰って来れるようになります。

よく愛玩犬が迷子になって帰って来ないことがありますが、それはそういった訓練をしていないからです。

正しい言い方をすれば、そういった訓練をする必要がないからです。

前々から自由に走り回りたかった…

そう思ったワンちゃんは、飼い主さんの持つリードから離れた瞬間、初めて自分の意思で自分の判断ではしゃぎ回る。

その結果、帰る方向が分からなくなって…

というのがよくあるパターンなのです。

話を戻しまして

今回の件は主さんも書いてらっしゃいますが、よく言えば保護、悪く言えば連れ去りではないか?

という線もあります。

猟師であれば、四国犬…とまでは分からないにしても、猟犬であることには間違いないことくらいは分かります。

見た目も若そうだ、ならば…

といった感じで犬泥棒の可能性もあります。

犬泥棒の手口は大きく分けて2つ。

ただ単純に慣れさせて狩猟で使うか、それとも保護してあげた手数料を請求するか。

例えば、1日当たり3000円請求したとして1ヶ月で9万円。

2ヶ月で18万円。

ボロい商売ですね。

※実際にあった話です

 

また猟師に限らず、純粋に一般の方が保護している可能性も十分あります。

僕個人的な意見としては、愛玩犬ならともかく、猟犬を見かけたら無視して欲しいです。

迷っているのではないか、助けてあげた方がいいのではないか

といった感じで、保護してくれるのは正直言ってありがた迷惑。

一方で必死になって探している猟師の方もいるのです。

保護してすぐに警察ないしは保健所に連絡してくれるのであればまだいいものの

張り紙やインターネットでの呼びかけでは気づかないことがあるからです。

迷っていても時間かければ、余程のバカ犬ではない限り、帰ることができますから。

 

あともう1つの理由としては

普段は温厚であっても興奮状態にある猟犬は、誤って噛んでしまうことがあるからです。

ですので、近寄らないことが吉。

猟犬が近くにいるということは、イノシシやシカも近くにいる可能性が高いため

思わぬ事故に見舞われる可能性もありますから。。。

 

あとは、猟犬を飼育している方へお得な情報ですが

すでにご存知の方も多いでしょうし、実際、保険に入っている方もいらっしゃるでしょうが

もし自分の猟犬が誤って人を噛んでしまった場合の被害者に対する通院費や慰謝料です。

狩猟期間中は猟犬の保険をかけることだと思いますが、それでも不十分な場合は

自動車保険の個人賠償責任危険補償特約のオプションをつけることをオススメします。

こちらは僕が加入しているSBI損保の個人賠償責任危険補償特約なのですが

他の任意保険会社も似たような特約があります。

年間プラス数千円程度ですので、入ることをオススメします。

というのも、こちらも実際にあった話なのですが

自分の飼い犬(愛玩犬)が、通行人であるお婆ちゃんに吠えた、と。

そのお婆ちゃんはビックリしてこけて、骨折して治療費と慰謝料合わせて300万を請求された、と。

咬みつかなくともビックリさせただけで賠償責任を負う場合があります。

この特約をつけるついでに、自動車保険の見直しもしてみてはいかがでしょうか?



こちらから簡単に一括で見積もりができます。

 

話を戻しまして、もし行方不明犬を見かけた方はご一報願います。

 

目からウロコの猟犬の育て方

いつもブログをご覧になって頂き、ありがとうございます。

今回「目からウロコの猟犬の育て方」ということで、猟犬の入手方法、子犬の選び方、訓練の仕方

交配、繁殖まで1つにまとめた今までにないイノシシに特化した猟犬のハウツー本を書きました。

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ぜひご覧になって頂き、参考にしていただけたら幸いです。

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