おはようございます、よりよりです。
今回も衝撃的なニュースをお伝えします。
宮城県栗原市のパークゴルフ場がイノシシの被害を受け、19日から全面休業することになりました。営業再開まで1年ほどかかる見込みです。
栗原市営小田ダム湖畔パークゴルフ場ではイノシシが芝を掘り起こし、跡が65か所確認されました。
イノシシが、土の中にいるエサのミミズを探して荒らしたとみられます。
こうした被害は、新型コロナによる休業で人気の減った2年前から目立ち始めたということです。
今シーズンは当初、4つあるコースのうち被害の少ない2コースで営業し、営業後にスピーカーでラジオを流し、近寄らせないようにするなど対策を尽くしましたが被害は拡大し、19日から全面休業することを決めました。
このゴルフ場には、コロナ前は1シーズン約2万人の利用があったということです。
小田ダム湖畔パークゴルフ場佐藤久之さん「(客が)私どものゴルフ場に戻って来てくれるのかなと、不安がなくもないですね
栗原市は、芝の修復のほか周囲1キロにわたってフェンス設置を進める計画で、営業再開は冬季休業を挟んだ2023年4月になる見込みです。
イノシシの被害によりフェンス設置と休業で、多大な損害を被ったというニュース記事ですが
とにかくイノシシの被害をなくすには
・フェンスや電気柵などの設置
この2つに尽きるんですよ。
ラジオや音楽を流しても無駄なんです。
それは安部山公園(福岡県北九州市小倉)のイノシシが教えてくれます。
どういうことかというと、鳥獣保護区という名の下に保護されており
なおかつ地元住民や観光客に餌付けされていて、人間に慣れてしまっています。
僕は安部山公園のことを養豚場と名付けていますが
そこで繁殖したイノシシが小倉北区、小倉南区、門司区に分散。
各地で被害を及ぼすという構図が成り立っています。
だからといって、そういった人間に慣れたイノシシを捕獲するとなると
地元の理解が得られないという訳の分からないことになっているのが現状です。
こういったことは、他の地域でも大なり小なりあるのではないでしょうか?
元凶を絶たないと、イタチごっこならぬイノシシごっこの繰り返しです。
話が逸れたようで逸れていないんですが
今回被害に遭われたゴルフ場の方もフェンスの設置だけに止まらず
地元猟友会に依頼するなりして、イノシシの頭数を減らすようにした方がいいと思います。
でないと、フェンス自体が破られたり、フェンスの下の土を掘って侵入を許し
また被害が出る恐れがありますので。