おはようございます、よりよりです。
確かYouTubeのコメント欄だったかと思いますが、今期のイノシシの数はどうですか?
といった質問に多いようだとお答えしたと思います。
実際、こういったニュースを見て、ホントに多いんだなーと実感しました。
北九州市で、40代の女性がイノシシと遭遇して転倒し、骨折しました。
目撃情報は500件を超え、市では注意を呼びかけています。
北九州市によりますと、戸畑区東鞘ケ谷町で、12月1日、ウォーキング中の40代の女性が、茂みから飛び出してきたイノシシに驚き転倒しました。女性は右ひじを骨折しました。
北九州市では、イノシシの目撃情報が、今年、500件以上と相次いでいます。
今回、捕獲のため、わなを仕掛けましたが捕獲には至っていません。
イノシシは冬眠しないため、冬場でもエサを求めて人里に現れる可能性があり、市は、見つけても近づいたり、エサを与えたりしないよう注意を呼び掛けています。
今回の現場は皿倉山に近いところで、以前にも記事にしたところと山でつながっています。
今回の事故、いや、女性が骨折するという大怪我を負ったわけですから事件を受けて
皆さんはどう思われるでしょうか?
ニュースには罠を仕掛けたとのことですが、今現在も捕獲には至ってないようです。
このブログやYouTube、フェイスブック、インスタ、ツイッターで
このようなコメントやメールが山のように来ます。
最初はどうにか分かって欲しいということで、レスをしたりしていましたが
それも無駄だと思い、今では放置しています。
わざわざ犬を使わなくても人間だけでやればいいじゃないか!
と、僕らからすると、ビックリ仰天するようなコメントも当たり前に来ます。
僕も今期から罠猟をやっていますが、先日、箱罠でイノシシを捕獲して以来
1頭も獲れていません。
この動画については、改めて後日、記事にしたいと思っているんですが
この動画のイノシシを捕獲して以降、他のイノシシを最大で3頭確認できているんですが
箱罠の周りの撒き餌は一切食べません。
この箱罠から2m離れた場所に撒いた米ぬかはきれいになくなっています。
もうずっとこの状態が続いているので、YouTubeチャンネルではお馴染みの81歳さんに
相談した結果、箱罠を移動してみようか、ということになりました。
その件については、また別の記事で触れるとして
引用したニュース記事にもあるように、罠だけではハッキリ言って無理です。
逆に猟犬を使った銃猟だけでも無理です。
罠と猟犬とダブルでやらないと有害鳥獣は減らないというのが、今現在の僕の意見です。
何度も言いますように、適正頭数を下回った時点で管理捕獲に以降すればいいだけの話で
まさか絶滅させる気は毛頭ありません。
と、イノシシの被害に困っている職場の先輩に言うと「全部獲ってくれ!」と言いますが…。
有害鳥獣と位置づけされているイノシシやシカは、今なお保護の対象となっている
ということは、猟師であれば誰でも知っています。
というのも、猟期があること自体が保護されている証拠とも言えます。
ただ、人的被害、農作物への被害が出てまで保護する必要はないのではないでしょうか?
里山の荒廃と耕作放棄地の増加で、野生鳥獣の住処と人間の生活圏の境界が曖昧になってる現在
その境界を守る番人としての有害鳥獣駆除活動は今後も必要だと考えています。
ご理解、ご協力のほど、よろしくお願いします。