おはようございます、よりよりです。
狩猟界にもICTを活用する時代に突入しました。
まずはニュース記事をご覧ください。
イノシシの生息域が拡大し農作物への被害が急増していることを受け、宮城県大崎市で捕獲方法を学ぶ研修会が開かれました。
研修会にはイノシシの捕獲を担う市民約30人が参加し、農作物の被害対策の専門家がICTを活用した捕獲方法について説明しました。
カメラやセンサーが設置された檻にイノシシがかかると、スマートフォンに通知が来るシステムで、わなを巡回する手間を省けるということです。
参加者「わなのかけ方、かける位置とか、映像見てましてもなるほどなというようなところは本当に参考になりました」
大崎市によりますと、5年前にゼロだった捕獲数がここ数年で急激に増え、2020年度は690頭、2021年度は9月末までに342頭と1000頭を超える見通しだということです。
農作物の被害額も2020年度582万円と、5年間で約3倍に増えています。
大崎市農林振興課酒井悟係長「生息域の拡大によって、大崎市内にもかなりイノシシが入ってきている。今後温暖化等も含めてかなり生息域が拡大するものと考えてございます」
市では今後もこうした研修会を開催していきたいとしています。
まずICTとは「Information and Communication Technology」の略称で「情報通信技術」といいます。
ITという言葉を聞いたことがあると思いますが、そのITをもう一歩前進させた技術と言えば分かりやすいでしょう。
記事をご覧になればお分かりの通り、箱罠にカメラやセンサーを設置して捕獲されたらスマホに通知がいくとのこと。
今までも同様のものがありましたが、それはセンサーが反応すると無線で電波をキャッチするものですが
これはカメラの映像を見ながら実際にかかっているか、かかっていないかを確認できるので
罠の見回りが楽になること。
あとは、罠に近づく様子も観察できるので、罠のかけ方や寄せ餌の撒き方、蹴り糸の位置などを
確認できるのが大きいですよね。
実は今年度から罠猟の狩猟者登録をして、実際に箱罠を設置していますが
なかなかイノシシが箱罠の中に入りません。
その様子をトレイルカメラで撮影していますが、これがリアルタイムで観れるとなるともうワクワクしますよね!w
こういう話は大好物なので、すぐに飛びつくのですが、普及するとなるとまだまだ先は長いでしょうね。
まずは1頭獲るどころか、箱罠の中の米ぬかを食べさせるところから始めないと…。
箱罠については獲れたら記事にしたいと思いますw