おはようございます、よりよりです。
僕ら猟銃を使って狩猟、有害鳥獣駆除をする方に、大きな法規制となりました。
まずは、ニュースをご覧ください。
狩猟で使われる鉛の銃弾による鳥類の中毒死を防ぐため、環境省は10日、2025年度から段階的に鉛製銃弾の使用を規制する方針を発表した。全国的な実態調査を今後進めた上、具体的な規制内容を決める。小泉環境相は同日の閣議後記者会見で、「30年度までに鉛中毒発生ゼロを目指す」と話した。
環境省によると、シカ猟の後などに放置された鉛弾の破片をワシやタカなどの 猛禽もうきん 類や水鳥が食べると、鉛中毒で死ぬことがある。北海道では1998年度に猛禽類の鉛中毒が26件確認され、2000年度以降、鳥獣保護法や条例によりエゾシカ猟の鉛弾規制が段階的に導入された。狩猟には銅や鉛以外の合金製の銃弾が使われているという。
本州以南ではイヌワシ、オオタカ、クマタカの中毒死が計4件確認されているが、データ不足から規制にまで至っていない。環境省は実態調査を踏まえ、規制する地域や銃弾の種類など具体的な内容を検討する。
今までは北海道の他、各都道府県の一部の地域に規制を設けていましたが
2025年以降、段階的に鉛製銃弾の使用を規制することになりそうです。
ネット上では規制反対の声が根強いようですが、環境問題を盾に取られると何も言えなくなるのが現状です。
銅などの鉛製の弾以外を使ったことがないので、実際、どう違うのか分からないのですが
威力は劣るし、価格も高いと聞きます。
僕が使用している弾はスラッグ弾で一発350円します。
すき家の並盛の牛丼と同じ金額です。
どうでもいいことですが、すき家の親会社であるゼンショーHDの株を持ってるんですけれど
9月28日まで保有していると、1000円分の株主優待券がもらえるので
株主優待券を握りしめて、うな丼でも食べてやろうかと思ってますw
話を戻しまして
下手な鉄砲数撃ってもあたらない僕ですが、1発撃つと350円、2発撃つと700円、3発撃つと1050円…
それで獲れたら報奨金をもらえるのでいいのですが、獲れなかったら…
あっ、すみません、これは個人的な問題なので、必中の諸先輩からすれば関係ない話ですが
僕からすると、ただでさえ高価な弾なのに、これが銅製となると一体いくらになるのか。。。
1発600円だとしたら、2発で1200円、3発で1800円…、いやああああああああああああああ。
撃つとき躊躇する金額ですよ…。
狙いをつけすぎて、逆に逃しそうだな。。。
今後、鉛製の弾は射撃の時にしか使えないようになると思いますが
狩猟時に命中率を上げるために射撃をしている方からすると、常に狩猟用の弾での練習となると
おそろしい金額になりそうですw
弾を購入時は補助金をつけるとか、今の鉛弾と同じくらいの金額まで下げるだとか
何かしらの補助をしてもらわないとちょっと…。
一方で、環境に与える鉛問題といえば、釣りが挙げられるでしょう。
オモリに鉛を使う方が多く、安価なので中には使い捨てのように扱っている方もいらっしゃいます。
僕も下手の横好きで、カヤックフィッシング をやっているのですが
使ってるジグは主にTGベイトでタングステンのものを使っています。
TGベイトは初心者の僕でもよく釣れるので使っているのですが
これでも一応環境に配慮して、鉛製でなくタングステン製のものを使っているという側面もあります。
ですので、ロストした時のダメージは計り知れないものなのですが
環境問題で鉛弾の使用は禁止というのなら、釣りの方が遥かに使用人口が多いので
規制するなら、まずはそちらの方からなのではないでしょうか?
というのが、僕の正直な意見です。
小泉進次郎環境大臣はレジ袋の有料化といい、鉛製の弾の使用禁止といい
正直よく分からない政策をおやりになるのですが、次は何でしょうか?
プラスチック製スプーンや割り箸の有料化でしょうか?
どんどん増えていく規制に、正直嫌気がさしてきた今日この頃です。