おはようございます、よりよりです。
ここ最近、クマによる人的被害が続出しています。
16日午前、岩手県北上市の市道で散歩中の70代の女性がクマに襲われ、けがをしました。また岩手県八幡平市の山林でも作業中の70代男性がクマに襲われてけがをしました。
警察と消防によりますと16日午前9時半頃、北上市和賀町の市道で散歩中だった無職・齊藤ユウ子さん(73)が背後からクマに襲われ、けがをしました。
近くの住民が出血し、うずくまっている齊藤さんを発見して消防に通報したもので、齊藤さんは顔の左側と右腕にけがをし、病院に運ばれましたが命に別状はありません。
また16日午前10時半頃、八幡平市黒沢の山林で二戸市浄法寺町の会社役員・姉帶重樹さん(74)がクマに右手などをかまれけがをしました。
姉帶さんは山林の調査のため2人で作業をしていたところ、クマに襲われたとみられています。命に別状はありません。
県内ではクマによる人的被害が相次いでいて、今年1月から16日までに11人が被害にあっています。去年の同じ時期に比べ7人多くなっています。県は6月1日、全域にツキノワグマの出没に関する注意報を発表し、鈴やラジオなど音の出るものを持ち歩くことや複数人で行動することなど、対策を呼びかけています。
最初の方は、市道を散歩中に、2人目の方は山林内でクマに襲われたとのこと。
命に別状はないとのことですが、ここ最近、クマに襲われたニュースで共通していることは
頭、もしくは顔、あとは腕をやられているんですよね。
腕は防御した際にやられた可能性がありますが、基本的に頭部を狙っているようです。
ですが、秋田県仙北市の国有林でタケノコ採りをしていた女性は
クマに覆いかぶされていたとのことで、一緒に山に行っていた男性が気づき追い払ったので
怪我で済んだんですが、もし一人で山に行っていたとなると
取り返しのつかないことになっていたかもしれません。
このケースは、もしかして女性を食しようとしていた可能性があります。
基本的にツキノワグマは植物を好むと言われていますが、基本的には雑食性で
たまには動物性タンパク質の補給や内臓といった栄養素を取り入れるために
動物の死骸を食したり、子鹿を狙ったりしています。
ツキノワグマが人間を食べるというのは非常にレアなケースではありますが
可能性はゼロではありませんので、鈴やラジオといった音を出るものを携帯し
いざという時のためのクマ除けスプレーも携帯しておく必要があるかもしれませんね。