シカ猟で仲間誤射、容疑の男逮捕 栃木・日光、被害者は死亡

B!

おはようございます、よりよりです。

まずは、こちらのニュースから。

シカ猟をしていた仲間の男性を誤ってライフル銃で撃って死亡させたとして、栃木県警は16日、業務上過失致死の疑いで、日光市東小来川、無職、大橋覚容疑者(63)を逮捕した。県警によると「シカだと思い、焦って撃ってしまった」と容疑を認めている。

逮捕容疑は15日午後2時20分ごろ、日光市の山林でシカ猟をしていた際、周辺の安全確認を怠り、ライフル銃を誤射して同県鹿沼市の無職、荻原秀剛さん(67)に命中させ、死亡させたとしている。

2人は狩猟仲間数人と入山し、一緒にシカ猟をしていた。荻原さんは猟犬でシカを追い込んでいた。県警は当時の詳しい状況を調べている。

ライフル銃を所持しているということは、猟銃の所持歴が10年以上のベテランなのですが
なぜ、そんなベテランの方がこういった死亡事故を?
とお思いの方も多いと思いますが、実は逆なんです。

大日本猟友会の統計によると、狩猟歴21年以上のベテランの事故がダントツで多いのです。
(猟友会に入ってらっしゃる方は全員持ってらっしゃると思うので、じっくり見てみてください)
それは精神的や肉体的の衰えももちろんあるでしょうが、慢心も多くあると思います。
当然、慣れもあるでしょう。
僕が猟銃所持許可をいただいた時の実技講習の先生が、こうおっしゃっておりました。
用心金(鉄砲の引き金の周りを覆ってる金具)の中に、撃つ前まで指を入れたらいけませんよ。
ほら、あなた用心金に指が入ってる。
なぜ、用心金に指が入るか分かりますか?
入るように出来てるからです。
この言葉が未だに頭の片隅にあるので、用心金に指を入れないように意識して猟銃を持っています。

さて、今回の事故なんですが
シカと人間の違いくらい分かるだろ!
と言いたいところなんですが、脊髄反射的に撃ったのではないか?
と推測します。
よく言うガサドンですよ。
ガサッといったから撃っちゃったっていうやつ。
なので、僕はドッグナビで必ずシガキ(マチ、タツ)の位置を確認し、近づくときは
○○さんの上でガサガサしてるかもしれませんが、それは僕ですので気をつけてください
と必ず、無線を入れるようにしています。
ドッグナビは、同じ端末を持ってる猟師の位置も分かるので、安全という観点からもオススメです。



また、以前の動画でも触れたように、僕は獲物が濃厚になるまで装填はしません。
これは転倒による暴発を防ぐためもありますが、ひと呼吸おいてという意味もあります。
それで獲れなくても仕方ありません。
シガキの方が撃ってくれるでしょう!w
そういったことはコチラの動画で触れていますので、よろしければご覧ください。

カシン
ドッグナビっていうから猟犬だけと思ってたら
同じ端末を持ってる猟師同士の位置も分かるんだね!

よりより
そうだよ。
だからカシンがシガキの方向へ走っている時は
必ず、○○さんの方へ向かってます
って無線を入れるんだ。

カシン
へえー、そうなんだー!
てっきり動画的に映えるからと思ってたよw

よりより
え? ああ、うんw
それもあるかな?w

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