シカ駆除中にけが ライフル弾の金属片があたる 京都府

B!

おはようございます、よりよりです。

今回は狩猟、有害鳥獣駆除におけるニュースです。

まずはコチラから!

10日午後1時20分ごろ、京都府福知山市三和町芦渕の山中で、有害鳥獣の駆除をしていた三和支部猟友会の80代男性がシカを狙って発砲した銃弾の金属片が、一緒に活動していた70代男性に当たった。70代男性は右肩付近を5針縫うけがをした。

11日に発表した市によると、ライフルの銃弾が山中で何かに当たり、弾頭を覆う金属片が飛んだ可能性があるという。10日は市が猟友会に委託している一斉捕獲の日で、11人が2~3人に分かれて行動していた。70代男性が撃ったシカの様子を確認しようとした際、約30メートル離れていた80代男性が別のシカに向けて発砲した銃弾で負傷したとみられる。

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ニュース記事によりますと、ライフルの銃弾が何かに当たり、弾頭を覆う金属片が飛んだ可能性があるということから

この事故は、広義の意味で跳弾といってもいいのではないでしょうか?

僕は主にイノシシの駆除をやっていますので、シカとは性質が全く異なることだと思いますが

基本的にこういった駆除スタイルはやっていません。

どういうことかというと、この記事を読みますと、2〜3人に分かれて行動していて

約30メートル離れていた80代男性が撃った弾が跳弾して、70代男性にあたったとあります。

ということは、70代男性と80代男性はたった30メートルしか離れておらず

安土やバックストップに守られていなかったということになります。

もちろん角度によっては、跳弾した金属片が安土に守られていたはずの70代男性にイレギュラーであたった

かもしれませんが、やはり30メートルというのは近すぎるのではないでしょうか?

またライフル銃ということで弾速も速く、想定外の跳弾を引き起こした可能性もあります。

カシン
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ちなみにウチはどんな感じでやってるかというと

シガキ(マチ)との間は原則として100メートル以上で、お互いが見えない状態。

要は、安土などに守られている状態を心がけています。

そして必ずドッグナビで猟師の位置を確認し、近ければ近い旨指摘し、離れるように指示します。

それらはシガキ同士で無線でやりとりしています。

僕は主に勢子をやってるんですが、僕の場合は、ドッグナビで猟師の位置を確認し

シガキの近くに寄る際は、必ず「上でガサガサいってるのは僕なんで」といった無線を入れています。

特に春先に多いのが山菜採りやタケノコ掘りの方。

見かけた人は必ずご本人に注意喚起をし、無線を入れて情報共有をしたり、場合によっては猟場を変更したりします。

今回は5針を縫う程度の軽傷で済んだのが不幸中の幸いでしたが

いずれにしろ、駆除スタイルの変更など何らかの対策が必要となるでしょう。

カシン
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