【狩猟】成長し続ける猟犬見習いカシン【有害駆除】

令和２年１２月１４日(月)の旧ブログの記事をリライトしてみました。

今回の有害駆除は

リリー、ルル、ネネのお姉様方と、猟犬見習いカシンの計4頭のパック。

3頭は同じ釜の飯を食う者同士に対し、カシンは1才の若犬。

親バカで申し訳ありませんが、こういった中でもケンカをせずに

群れの中に溶け込めるところが、カシンのいいところ。

いや、犬同士仲良くするのは当たり前じゃないか！

と思われる方は、人間に例えるとよく分かります。

人間も3人集まれば派閥が出来るもの。

人間以上にシビアな環境にいる犬ですから

すでに完成された群れの中に入るのは、かなり至難なこと。

ですが、年が一番下だからか

それとも女子校に遊びに来たイケメン男子(親バカすぎw)だからか

ケンカもせずに仲良く山を走り回っています。

（たまに調子乗りすぎて怒られてますがw）

この日、山入り10分ほどでカシンが起こしました。

それにネネが続いて行ったのですが、シガキとは逆方向へ。

2頭ともしぶとく、どこまででも追いかけていて回収が大変でした…。

回収して30分ほど経った頃でしょうか

(おそらく)リリー、ルルが起こしましたが、シガキにかからず…。

最後、4頭がまとまっている時にイノシシを起こし、逃げた先にシガキが待ち構えていてパーン！

元々、予定していたシガキの場所が、採石場の重機の音でうるさく

変更して違う通し(けもの道)についたところ、ドンピシャ、正面から来たとのことでした。

こういった臨機応変に対応することも大事なことだと思いました。

まあ、フルノのドッグナビでお互いの位置が分かるから、これが出来るってのもありますけど…。

その時の動画はコチラ。

勢子目線でお楽しみください。

動画内ではイノシシを撃ったあと、最初にネネが来て

その後カシンが来たとのことで、若干、残念な気がしたんですが

あとで、その方の動画で検証してみると、カシンが先に来て、その後、ネネの順番でした。

そこにこだわるか？　

そう思われる方も、いらっしゃるかもしれませんが

僕はそこを大事にしています。

誰が最初に起こして、誰が最後まで絡んでいたか

また、最初に咬んだのは誰か、などなど

特に三番手以降は、ただ単に勝ち戦に便乗しただけで評価に値しない

というのが、僕の信条の１つです。

今回、獲れたイノシシを最初に起こしたのは、どの犬かは分かりませんが

最初に咬んだのがカシンでよかったと思いました。

こういった成功の積み重ねが、大きな成長につながるんだなと

改めて思いましたね。

今回捕獲したシガキの方の発砲シーンもYouTubeにアップされていますので

合わせてご覧頂ければと思います。

その動画はコチラ。

※閲覧は自己責任でお願いします。