おはようございます、よりよりです。
皆さんはもうご存知かと思いますが、猟銃による射殺、傷害事件が起こりました。
このニュースは衝撃的で、社会に与えるインパクトは大きく、次々と続報も報道されていますが
この産経新聞の記事を取り上げてみました。
埼玉県ふじみ野市の民家で、人質となった医師が殺害された立てこもり事件で、殺人未遂容疑で逮捕された無職、渡辺宏容疑者(66)が事件前、母親の治療をめぐって複数の病院との間でトラブルを起こしていたことが29日、関係者への取材で分かった。渡辺容疑者が「自殺しようと思い、自分だけではなく医師やクリニックの人を殺そうと考えた」と供述していることも判明。県警東入間署捜査本部は、渡辺容疑者が一方的に恨みを募らせた可能性もあるとみて、詳しい経緯を調べている。
関係者などによると、渡辺容疑者は数年前、母親の診察で埼玉県内の病院に通い、院内で「(母親の)内視鏡検査の順番を1番にしてほしい」「院長でないとダメだ」などと怒鳴り散らしたり、暴れたりしたことがあったという。
院長が渡辺容疑者に対して注意したこともあったといい、渡辺容疑者はその後引っ越したため、この病院には来なくなった。
また、県内の他の病院でも、母親の治療をめぐり、渡辺容疑者が希望する治療法に対して、医師が「そこまでする必要はない」などと断ると、病院に長文の抗議文を送るなどのトラブルを起こしていた。
医療関係者によると、患者の個人情報を守るため、患者やその家族の情報は、病院間や医師の間で共有されることはほとんどない。亡くなった医師、鈴木純一さん(44)のクリニック近くの医療関係者は、「自分が被害に遭っていたかもしれない」と話す。
一方、渡辺容疑者の92歳の母親は事件発生前日の26日に亡くなっており、渡辺容疑者が捜査本部の調べに対し、「母が死んでしまい、この先いいことはないと思った」と供述していることも判明した。
鈴木さんが入会していた地元医師会によると、渡辺容疑者は1人で母親を介護。昨年1月中旬ごろから鈴木さんのクリニックの在宅医療と意見が合わず、医師会の相談室に、約15回にわたり、相談を繰り返していた。
鈴木さんは高齢者を中心とした在宅医療に取り組んでいた。鈴木さんは「高齢で病院に通えないような患者らを救いたい」と話し、亡くなる前は約300人の患者を担当していた。
事件は27日、ふじみ野市大井武蔵野の住宅で発生。捜査本部によると、利用していた在宅クリニックの関係者が渡辺容疑者に呼び出され、27日に弔問に訪れた。鈴木さんと男性理学療法士(41)が撃たれ、他1人も催涙スプレーの被害に遭った。
渡辺容疑者は27日夜から鈴木さんを人質に立てこもり、約11時間後の28日朝に県警が突入、殺人未遂の容疑で逮捕した。鈴木さんは胸を1発撃たれて、搬送後、死亡が確認された。男性理学療法士は重体という。
捜査本部は29日午前、容疑を殺人に切り替え、渡辺容疑者を送検した。
まずは、被害者、遺族の方にお悔やみ申し上げます。
結論からお伝えしますが、極刑でよろしくお願いします。
母親への治療や看護、介護について不満があったのは十分理解できます。
ですが、殺人や人に対して危害を加えるということは、絶対にしてはいけないですし
まして猟銃所持者であれば、むしろ模範であるべきだと考えます。
ネット上では、猟銃所持者への規制をもっと厳しくしてはどうか?
などといったカキコミが見られますが、もう十分、厳しいんです。。。
まず、学科テストが難しい…。
都道府県にもよるかもしれませんが、僕が猟銃所持許可を頂いた時は
工藤会掃討作戦真っ最中だった頃。
それも福岡県北九州市ですから、モロだったわけです。
そしてやっと学科試験に受かったと思ったら、実技試験を受けるための
弾の購入での身辺調査や必要書類を揃えるのがまた大変…。
実技試験が受かったら、猟銃を購入、所持するための身辺調査、必要書類がまたまた大変…。
学科試験は一度受かったらいいですが、身辺調査や書類を揃えることを3年に1回はするんです。
そして1年に1回、銃検といって、所持している猟銃を警察署に持っていって
検査をしてもらわないといけないですし、購入した弾数や発射した弾数は帳簿をつけないと
いけないですし、これ以上はもう勘弁してください、というのが本音です。